SSブログ

実験:エレキをマイク録り [ギター演奏]

今日は、いつもと趣向を変えて録音の実験をしてみました。エレキ・ギターの演奏をアコギのようにマイクで録ってみました。

以前の記事にも書きましたが、いつもギターの練習はアンプにつながずに弾いてます。音を出せないなどいろいろ諸事情もありますが、実はアンプを通さないエレキの生音が好きなのも理由です。

特に自分のストラトの生音がお気に入りです。楽器紹介に書きましたが、購入当時はとても悪い音だったのですが、最近は、とても甘くふくよかな音が出ます。録音する時も、この生音のように甘い音で録りたいのですが、ピックアップを通して電気的に鳴らす音は、なかなか、その音にはなりません。そこで、KOVCHさんのブログでエレキをマイク録りしている記事を読んで、自分でも試してみました。

セッティングですが、マイクはコンデンサー・マイクのRODE NT1-A。生音はとても小さいのでマイクを可能な限りギターに近づけて5cmの至近距離で狙いました。録った音は、かなり高域が出たシャリシャリした音になったので、イコライザー、コンプレッサー、リミッター、リバーブをかけて、自分が聴いている生音に近づけました。

Stratocaster with microphone

聴いていただけると分かりますが、音色はともかく雑音が酷いですね。特に、右手を振る際に弦やボディーに当たるいろいろな音が入ってしまいます。結構、好きな音に録れましたが、実際に曲に使うのは難しそうです。でも、ピックアップからの音に混ぜれば使えるかもしれません。また、そのうちに実験してみます。

ちなみに弾いているフレーズは、クラシックからパガニーニの"24のカプリース"の第5番。映画「クロスロード」でスティーヴ・ヴァイ が弾いた有名なフレーズの一部です。

 (製作期間 : 2014年8月)


nice!(6)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 6

コメント 4

rimix

思いもつかない事を試してますね。
ok-rockさんも、ピックガードにピックが当たるんですね。(^^ゞ
私はよくカツカツと入ってしまいますが、自分だけでないので安心しました。
ギター本体の鳴りが良いですね。
後処理がお上手なのでしょうか…
by rimix (2014-09-20 21:20) 

ok-rock

>rimixさん
音を止める時とかにピックガードに当たりやすいですね。それが普通だと思って気にとめてませんでした(笑)
音域によりますけど、ボディーがよく鳴ると思います。30年以上かけて乾燥して木材が安定したのでしょうかね?
後処理は、ボディーの鳴りより弦の金属的な音が強調されてしまったので、イコライザーなどで処理しました。
by ok-rock (2014-09-21 12:43) 

KOVCH

ok-rockさん、こんにちは。
自分の場合、マイク録りは空気感を録るのが目的で、ピックアップの音をメインに音作りしていました。
7:3か6:4くらいの割合でミックスしてました。

あと、前回録った時マイクで弦を直接狙ったら、金属音が強く出てしまったので、
ボディーの裏から録るとか、弦を外して狙った方が良いのかもしれません。
マイクの位置もあれこれ試してみたいですね。
by KOVCH (2014-09-27 09:15) 

ok-rock

>KOVCHさん
コメントありがとうございます。また、ヒントをいただいて恐縮です。
確かにそのままでは難しいですが、空気感と共にギター本来の鳴りを拾えるのは確かですね。エフェクターであれこれやるよりも音作りには活用できそうだと思いました。
ただ、ストラトだと生音が小さくて難しいですね。やっぱり、レスポールが欲しいところです。
by ok-rock (2014-09-27 10:22) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0