"I could be free" 原田知世 [お気に入りの音楽]
お気に入りのCDを紹介する企画の4回目です。前回はオランダのバンド、Delainのアルバムでしたが、今回は邦楽に戻って原田知世の1997年の13thアルバムです。
今回も意表を突いたアルバムかもしれません。原田知世さんは言うまでもなくアイドル出身の女優さんですが、実際には歌手としての活動の方が活発で、すでにオリジナル・アルバムだけで19枚出しています。やっている音楽性は徐々に変わってきていますが、このアルバムの頃はシンプルな洋楽的なポップスをやっていました。特に今回紹介するアルバムは、スウェーデンの有名プロデューサーであるトーレ・ヨハンソンを迎えて製作されていて、とても明るく軽快なプップスに仕上がっています。
特に、シンプルで作り込まれてないサウンドが気に入ってます。とても気持ち良い音です。最近時のポップスはデジタル的に作り込まれた重厚なサウンドが多いですが、それらとは対照的な音だと思います。ラフに揺れたドラムを始め、当時でもすでに珍しいサウンドでしたが、かと言って古い音ではなく、その絶妙は音作りはトーレ・ヨハンソンの力量によるものだと思われます。
実は原田知世さんはアイドル時代からファンでした(映画の封切り初日挨拶に実物を見に行ったりしてました)。ただ、歌手としてはこのアルバムからあらためてファンとなりました。彼女は(アイドル時代よりは良くなったものの)上手い歌い手とは言えませんが、声に個性があると思います。単純に声質が良いと言う訳ではなく、歌い方や発音が独特だと思います。自分としてはとても気持ちよくメロディーが聞こえます。具体的には説明が難しいですが波長が合うと言うのでしょうか。
と言うことで、原田知世さんの歌自体は好き嫌いがあるかもしれませんが、前述のようにサウンドだけでも一聴の価値はあると思います。
動画はシングルカットされた"ロマンス"です。とても気持ちの良い曲で大好きです。
きゃ~! 知世ちゃーん、私も大好きです!
「時をかける少女」「天国に一番近い島」「私をスキーに連れてって」などなど、、、映画も良かったけれど、知世ちゃんの歌も良かった!
今でも時々私カラオケで歌いますよー♪♪
この「ロマンス」のMVのリメイク版を以前見ましたが、今でもとっても美しくって、柔らかくて素敵な女性…
そう言えば、つい最近新しいアルバムが出たようですね。
セルフカバーだとか。
日本に帰ったら買おうと思っています!
by saia (2017-07-16 18:07)
>saiaさん
saiaさんも知世ちゃん、好きでしたか? なんだか嬉しいです!
映画も懐かしいですね。舞台挨拶を見に行ったのは「天国に一番近い島」でした。
当時から、他のアイドルとは違ってマイペースな感じの人でした。いまだにマイペースに、たまに女優や音楽をやっている感じですね。
新譜のセルフカバーのアルバム、ちょうど届くのを待ってるところです! \(^o^)/
by ok-rock (2017-07-16 21:04)