"21st Century Breakdown" Green Day [お気に入りの音楽]
お気に入りのCDを紹介する企画の5回目です。前回は原田知世のアルバムでしたが、今回は洋楽に戻ってGreen Dayの2009年の8thアルバムです。
少しマイナーなアルバムが続いてましたが、今回はロックに興味がある方なら誰でも御存じな超有名バンド、Green Dayです。言うまでもなく、このアルバムも含めて1000万枚以上売り上げたアルバムを連発している3人組のパンクバンドです。パンクと言ってもポップでシンプルなロックバンドで、勢いだけのパンクとは一線を画していると思います。曲も覚えやすくて、どのアルバムも名曲揃いで大好きなバンドです。
メジャーデビュー後の3rdアルバム以降はどれも甲乙をつけがたいのですが、このアルバムと前作の"American Idiot"の2作は、アルバムを通して物語性のあるミュージカル的な構成となっており、ものすごく作り込んだ作品となっています。アルバムを通しての全体の流れも素晴らしいですが、個々の曲もバラエティーに富んだ名曲揃いだと思います。"American Idiot"とどちらを選ぶかは悩みましたが、どちらも素晴らしくて決められないので、単純にタイトルがカッコ良い方にしました(笑)
パンクなので演奏は難しいことはやってませんし、ギターも簡単にコピーできてしまうと思います。しかし、演奏は素晴らしいと思います。無駄をそぎ落とし、ツボを押さえ、曲の良さを生かすアレンジと演奏は作曲をする上でもとても参考になります。やっぱり、人の心を動かすのは演奏の技量ではなく、曲の良さ、曲に対する思いだったりするのかなと、彼らの曲を聴くたびに思います。
とかとかの理屈を抜きにしてもカッコ良いですし、解説するまでもなくロックの歴史に残る名盤と言って良いと思います。動画は、表題曲の"21st Century Breakdown"です。
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