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"Come With Us" The Chemical Brothers [お気に入りの音楽]

久しぶりにお気に入りのCDを紹介する企画の6回目です。前回はパンクバンドのGreen Dayのアルバムでしたが、今回はまたジャンルが変わってThe Chemical Brothersの2002年の4thアルバムです。
 
Come With Us.jpg 
 
The Chemical Brothersは、DJでもあるトム・ローランズとエド・シモンズ の二人のユニットです。ジャンル的にはテクノ、エレクトロ系ですが、DJ的なダンス・ミュージックとロックの両者のエッセンスを持った独自のジャンルを切り開いたパイオニアです。この独特のサウンドをビッグ・ビートと呼ぶ場合もあります。

基本的にはサンプリングのドラムや歪んだベースのサイケデリックなサウンドが特徴です。ボーカル曲とインスト曲は半々ぐらいで、歌は彼らが歌ったり、いろいろなゲストが歌ったりです。エレクトリックな音を多用していますが、自分としてはロックに近いと感じます。70年代のサイケデリックなリズム&ブルースを現代に甦らせたら、、、と言うのが自分なりのイメージです。

以前、このブログでも書きましたが、エレキを買う前はシンセサイザーに憧れていました。その名残でテクノやエレクトリック・ポップも大好きですが、The Chemical Brothersは、それらとロックの融合でもあり、自分的には両者の美味しいとこ取りでツボにはまるのかもしれません。

アルバム毎に微妙にサウンドは変わってきており、どれもオリジナリティー溢れる作品ばかりですが、このアルバムはミディアムテンポで反復するリズムが心地良いです。彼らの持ち味であるサイケデリックさや暴力的な音は控えめですが、瞑想するような雰囲気がとても引きこまれます。

動画は、淡々と続くミディアムテンポのリズムと浮遊感のあるメロディーが心地よい"Star Guitar"です。動画はアルバムバージョンと違って短縮版なのがちょっと残念です。
 
 

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