YAMAHA RGX 612J [楽器・機材紹介]
久しぶりの機材紹介でエレキ・ギターの紹介です。しかし、すでに手放してしまったので過去のギターです。1991年頃に購入しました。
ヤマハのRGXシリーズは、1980年代の中頃に、ヤマハがモダンなロック向けのエレキを本格的に作り始めたギターです。極薄のネックにシャープなデザインで軽めのボディー、ロック式のトレモロなど現代に通じる作りでした。その後、1990年頃から現在もラインナップにあるPacificaシリーズへ受け継がれます。
612Jは、SSHのピックアップ配置でハードロックに適していることもあって売れたらしく、今でも中古を見る時があります。自分は綺麗なトラ目のサンバーストっぽい赤色を購入しました。
このギターを買った経緯を簡単に。当時、自宅の録音は主にストラト、2つ掛け持ちしていたバンドにはフライングVを使用してました。しかし、以前の記事にも書いたようにフライングVのネックを曲げてしまい、しばらくはライブでもストラトを使ってました。しかし、いろいろ手を加えたメインのストラトを外に持ち出すのがはばかれたのと、ライブで使うには地味なデザインでもありました。
と言うことで、必要に迫られてRGX 612Jをライブ用に買ったのですが、前から欲しかったタイプのギターではありました。その後、バンド活動を終えるまで2年ぐらいライブ専用に使ってました。
とても弾きやすいギターでしたが、音はあまり好きではなくて自宅で録音で使うことはありませんでした。今思えば、出力は低めなものの現代的なハイの出た音色だったと思いますが、何か安っぽく感じました。機械で大量生産され始めた時代のギターですし、まだ手作りに近かった時代のストラトやVとは弾く時の気持ちが違ったのかもしれません。
その後、20年ぐらい押し入れに入れっぱなしでしたが、もうライブをやることもないかと思い知人にあげました。たまに手入れはしてたので、新品っぽかったとは思います。悪いギターではなかったですが縁がなかったようです。
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