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"光り輝く" 作詞編 [ボーカロイド曲:制作中]

また、ボカロ曲の製作を開始しました。いつものように歌詞の紹介からです。

HikariKagayaku music

アコギの伴奏の曲が2曲続きましたが、今回もアコギです。しかし、今回は弾き語り的ではなくてバンドっぽいアレンジにしようと思います。自分的にはやりやすいアレンジです。エレキを入れたいですが、入れるとアコギが埋もれてしまわないかで悩み中です。

歌詞はさわやかなイメージにして軽いポップスになるようにと思って書き始めましたが、かなり湿った感じなってしまいました。やっぱり明るいのは作れない性格ですね。でも、それはそれで気持ちが入った歌詞で良いかなと思ってます。

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  光り輝く

僕はいつまでもさ迷い続ける 強い日差しの中で
許されるならばもしも叶うなら 空を飛び会いに行く

(※1)
君が見える今でも そよぐ風に髪をなびかせ
微笑む君が恋しいよ

(※2)
光り輝くこの世界へ踏み出せば 君に触れた手が熱く燃え溶け出してく
君の唇 君の香り いとおしく 届かない距離へ手を伸ばしもがいている

君の面影が僕を苦しめる 会いたくてたまらない
君の髪に触れ視線を重ねた あの夜が蘇る

君を思う 今でも きっと戻る 光の先に
二人だけの世界へ行く

光り輝くこの世界に僕はいる 君はどこにいる 本当は分かっている
信じ合うなら再び会い共に行く いつまでも君のそばで僕は生きてゆく

(※2 繰り返し)
(※1 繰り返し)
きっと届くから そして君を抱きしめる

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(製作期間 : 2020年3月~) 

Copyright 2020 Katsumi Ochiai

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機材の進歩と習得 [雑感]

今回は、ちょっと取り留めのない作曲の話。機材の進歩と習得と言う作曲に限らず普遍的な難問です。

Studio One_Piapro.jpg

今のようにコンピューターがなくアナログのレコードの時代では、作曲を覚えることは複数の楽器を習得することから始まり、何をするにしても勉強して練習して覚えての試行錯誤でした。何年もかけても1曲目の完成にたどり着く人は稀でした。逆に今ではPCとアプリを買いプリセットしてある素材を組み合わせれば、あっという間に曲らしいものが出来てしまいます。

技術の進歩により、素人でもプロに近い製作が出来るのは作曲に限ったことではないと思います。特にコンピューターの恩恵を受けやすい分野では顕著です。技術の進歩は否定できませんし、今の時代に昔のように何年も苦労することが良いとも思えません。

特に、楽器の習得はとても時間がかかるので、作曲を目指す人にとっては大きな負担です。しかし、PCの恩恵で楽器の習得が不要になったからと言って、初心者うちにPCの力で曲らしきものが出来てしまうことが良いことなのかと言うとそうとも言えません。

作曲に限らず何かを習得するためには、その前段階に多くの知識の吸収が必要だと思います。作曲なら多くの曲を聞いて、それらがどんな楽器のどんなフレーズで出来ているかを分析して、系統立てて知識として吸収する必要があります。楽器を習得するとなると、その過程で何年もそれをやらざるを得ない状況になるので、楽器が弾けるようになるころには知識も溜まり作曲の準備も整います。

技術の進歩で曲らしきものはすぐに出来ますが、知識が足りない状態では、自分の作りたい曲にはならないでしょう。曲は出来たけど何か違うとモンモンとすることになるかと思います。やはり、知識の吸収のためには、それから何年も勉強が必要だと思います。ただし、曲の分析もコンピューターの力が手助けしてくれますし、勉強する時間も短縮できると思います。それだとしても長い年月がかかるのは変わらないと思います。

タグ:習得 作曲
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宅録史8:ライブで打ちのめせ [連載読み物]

自宅録音の黎明期を語る自分史の続きです。

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社会人になってからは作曲のかたわらにバンドもやっていました。作曲・録音は一人で引き籠ってやるものなので仲間とやれるバンドは良いものです。当初は、自分も含めて演奏があまり上手くなかったので簡単な曲をコピー曲をやってましたが、2年ぐらいしてメンバーチェンジをした機会をみてオリジナル曲をやることにしました。

と言っても他のメンバーは作曲やアレンジを出来ないので、ボーカルから歌詞をもらって一人で作りました。いつものようにシーケンサーとMTRでアレンジまで仕上げましたが、オリジナルをやる以上、バンド・メンバーが自分のパートを工夫出来るように極力シンプルなアレンジにし、カセットテープでメンバーに渡しました。

宅録史_08

その後4、5年に渡ってバンドは続き、オリジナル曲は合計10曲となりました(こちら)。何十というライブやコンテストなどのステージでオリジナル曲を演奏出来たのは作曲活動にとって嬉しいことでした。

しかし、バンドでオリジナル曲をやることは難しいです。コピー曲と異なり、演奏者にはお手本となる上手な演奏がありません。当然、作曲者である自分には、作った時点で頭の中に明確なアレンジがありますが、これを伝えることは難しいです。聴いていもらうのが手っ取り早いですが、完璧にデモを作り込んで、その通り演奏してもらうのでは、バンドメンバーにとってはコピー曲と変わらなくなってしまいます。演奏者のアイデアをアレンジへ反映してバンドとしての音を作っていくのが理想だと思いますが、なかなか難しい作業ではあります。

とは言え、元々、ポップな歌物が好きだったので、それを作曲してバンドで演奏できたことは、とても楽しかったですし、また次々とアイデアが浮かんできて、作曲の技量も上がりました。それもあって、とても良く出来た曲が多いと思います。難しい面も多かったですが、一人で録音する作業とは違う経験を得られたと思います。

 今回の教訓:バンドでオリジナル曲をやるのはとても難しい

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音楽制作のペース配分 [雑感]

今回は現在の自分の音楽制作のペースについて書いてみます。あまり目新しいネタはありません。スイマセン。

Weekend.jpg

現在、自分はおよそ2か月に1曲のペースでオリジナル曲(主にボカロ曲)を作ってます。2か月と決めているわけではないですが、自分のペースでやっているとその間隔になります。基本、平日はお仕事なので、週末の土日のみの作業です。大体、次のような作業になります。

第1週 : 作詞・作曲
第2週 : アレンジ作業(打ち込み、ベースやエレキの仮録音)
第3週 : アレンジの続き、ボカロの調声
第4週 : ベース、エレキの録音本番
第5週 : 録音の続き、アレンジの仕上げ、仮のミックスダウン
第6週 : ミックスダウン、動画用のイラスト描き
第7週 : 動画作成、ネットへ掲載準備
第8週 : お休み

録音機材のある部屋に籠るのはアレンジ、録音、ミックスダウンの作業のみなので、実際の作業の半分以下です。ボカロの調声、イラスト描き、動画作成、ネット準備は、リビングにあるPCでの作業です。作詞・作曲もリビングでギターを弾きながらの譜面書きなので、リビングでの作業が半分以上になります。

最後の週がお休みとなってますが、必ずしも定期的にお休みをしているわけではありません。途中で用事があって作業が出来ない日もあるため、実際にはちょっとずつ遅れて8週目に終わって、すぐに次の曲を作る場合が多いです。なので、ほとんど休みなしで曲を作ってます。

ノルマがあるわけではないので作り続ける必要はないのですが、常に頭の中に作りたい曲の構想が溜まっているので、つい休みなくやってしまってます。また、曲が形になるにつれ、その先がどうなるかワクワクした状態になって、ついやりたくなってしまいます。途中には上手く作れなかったり、弾けなかったりの苦しみも多いですが、、、。と言うことで、マイペースな音楽性制作についてでした。

タグ:音楽制作
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