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"瞬く星に" アコギ録音編 [ボーカロイド曲:制作中]

ボカロ曲の製作、先週の作詞編に続いてアコギの録音風景を動画で紹介です。

今回も前曲と同様にスローテンポでエレクトリックなリズムのアレンジです。前曲では裏方だったアコギを前面に出してアレンジする予定です。

機械的なリズムに反して、アコギは少しラフな感じが出るように弾いてみました。コードストロークのみのとても簡単な演奏ですが、外さない程度にラフに弾くのはちょっと難しかったです。

動画の演奏ですが、2コーラス目の抜粋です。ドラムは打ち込みのシンセ(Roland XV-3080)。サンプリングも使ってます。アコギはいつものMorris W-25、コンデンサーマイクのRODE NT1-Aで録ってます。録音作業中の動画ですが音の方は複数のパートから編集しています。では、どうぞ!


リンクはこちら → https://youtu.be/J5n962MLxKM

(製作期間 : 2021年1月~) 

Copyright 2021 Katsumi Ochiai

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"瞬く星に"作詞編 [ボーカロイド曲:制作中]

また、ボカロ曲の製作を再開です。いつものように歌詞の紹介からスタートです。

瞬く星に music

前曲は自分にしては珍しくピアノとストリングスをバックにしっとりとした曲調でした。いつもの路線に戻って作ろうと思っていた曲はいろいろとあったのですが、今回も同じ路線で行くことにしました。今回はピアノは控えめにしてアコギとストリングスの組み合わせでアレンジをする予定です。

歌詞はちょっと悩みましたが、同じ別れをテーマにしつつ、アレンジのイメージに合わせて前曲よりちょっとシリアスな内容にしてみました。でも、思う人とまた会える感じではなかった前曲と違って、まだ希望がある感じですね。

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  瞬く星に

街に夜が訪れて 空に一番星がきらめく
今日も変わることはなく 繰り返される日々に生きる

(※)
瞬く星に願いを託したら いつか君の手を取る日が来る
寂しい夜に涙を流したら 時を止めて星を見る

光る空に目をつむる 君の心を胸に抱いて
耐えて待てば日が暮れる 夜が来れば祈り求める

瞬く星に願いを託したら 枯れた心が満たされるから
必ず届く今も信じている 君に思いを伝える

(※繰り返し)

瞬く星に願いを託したら きっと君に届くから

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(製作期間 : 2021年1月~) 

Copyright 2021 Katsumi Ochiai

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宅録史13:2ndアルバムを作れ [連載読み物]

自宅録音の黎明期を語る自分史の続きです。

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何とかシーケンス・ソフトのVisionを使いこなせるようになり、早くもセカンド・アルバムの製作を考えました。前作で自信をつけたので、どうせ曲を作るのなら、どんどん発表しようと考えたのでした。

前作は、なるべく多くの人に理解してもらおうと思ったので、自分としては曲調がちょっとおとなしめでした。そこで、次作はハードなギターを入れた曲調にしようと思いました。Visionを手に入れて、ハードなギターに合うバンド的な(人間的な)ドラムも打ち込めるかと思ったのも理由です。そこで、さっそく2曲作りましたが、すぐに挫折しました、、、。

8TrMTRによる作業効率アップと同様に、MIDIの打ち込みの効率アップを考えて導入したVisionでしたが、結果は、打ち込みが独走してしまいました。Visionを使うことによって、今まで出来なかったような複雑なアレンジがあっと言う間に出来るようになりました。その反面、MTRの録音は融通が利きません。当たり前ですが、録音してしまってからアレンジを変えようとしたら、また録音し直さなければなりません。

実際にこの時に製作した2曲は、複雑な変拍子の曲と、オーケストラのように多くのギターが重なった曲でした。Visionで作った複雑なアレンジにMTR側の録音パートがついていけなくなりました。

もう一つ問題なのは、シンセ(MIDI音源)のクオリティーです。録音機材にお金がかかるのでシンセ類までは手が回りません。ありあわせのシンセ(U-220VZ-1)では、前作と同じような音になってしまいますし、また、どんなに凝って人間的なリズムを打ち込んでもドラムやベースの音色がしょぼくてリアルには程遠かったのです。

宅録史_13

録音にしても音色にしても、作業の効率と音のクオリティーを上げるためにはアナログからデジタルへ移行するしかありませんでした。今でこそ、音声(オーディオデーター)をデジタルで録音したり複雑な編集をすることはPC内のアプリで簡単に出来ます。しかし、当時は、まだそのような機能は実現されてませんでした。

ただし、録音と簡単な切り貼り程度が出来る単体の機材が出始めてました。それはハード・ディスク・レコーダー(HDR)と言う機材ですが、まだ100万円は下らない時代でした。デジタルへの移行は避けられないと思いつつ、またしても値段が下がるのを待つしかない状態で、2ndアルバムの製作は中断を余儀なくされました。

 今回の教訓:機材はバランスが重要

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メロディーは有限? [雑感]

今回は作曲についての雑記です。抽象的な話になりますが、メロディーの作り方についてです。

My notes

メロディーは五線譜に書けば、1オクターブで8個しかないドレミファの組み合わせです。シャープやフラット使っても12個です。組み合わせは有限でかなり限られます。自分のように、普通の人が歌える歌物だと音域は1オクターブとちょっと、しかもシャープやフラットがあまりつかないシンプルなアレンジなので、使う音は10個ぐらいです。組み合わせはとても少ないです。過去に作った曲の譜面を並べると同じような音の並びばかりです。

それでも、それなりに多くのバリエーションで作曲をしています。実は、メロディーを作る時に、長年の経験や知識を元に単純な音の並び以外にもそれなりに工夫をしています。

一つはメロディーにリズムを持たせることです。アレンジするであろう伴奏のリズム(強弱、アクセントを1小節の中でどこに置くか)を想定しながら、メロディーの譜割(各音の長さ)もそれに対応させます。具体的には、音程がいろいろ変わっても、譜割にはある程度、繰り返し伴った規則性を持たせます。

二つ目はハーモニー(コード進行)を考慮した音程の動きにすることです。同じ音の並びでも伴奏のコードが明るいか暗いかでイメージは大きく異なります。作曲時にはすべてのコード進行は確定しませんが、各部の最初と最後や盛り上げ場所は、望む雰囲気のコードが当てはまるように音を選んでいきます。

音楽の3要素は、リズム、メロディー、ハーモニーと言いますが、メロディーを作る際に他の2つも決まるように音を並べていくわけです。それによって、音の並び方だけではない多くの要素が内包されて、多くの曲が作れるわけです。何か難しい話でスイマセン、、、。

タグ:作曲
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