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"走れ!" ベース録音編 [ボーカロイド曲:制作中]

ボカロ曲の製作、先週の作詞編に続いてベースの録音風景を動画で紹介です。

今回は、バンド的なロック・サウンドの予定。シンセ・ベースが続いたので、ちょっと久しぶりにベースを弾きました。ただし、フレーズの動きが多くてテンポも速い(BPM=182)ので、ピック弾きでもちょっと体力的に辛かったです。

とは言っても、大好きなシンプルなロックなので楽しく弾けました。歪んだ音色でドライブ感が出るように弾けたと思います。本当は指弾きでもっとダイナミックに弾ければ良いんですが、自分的にはこのぐらいで合格点ですね。

動画の演奏ですが、2コーラス目の抜粋です。ドラムは打ち込みのシンセ(Roland XV-3080)。サンプリングも使ってます。いつものベースMaxon CP-9MXR M80 Bass D.I.+の組み合わせです。録音作業中の動画ですが音の方は複数のパートから編集しています。では、どうぞ!!


リンクはこちら → https://youtu.be/k0F_PkPS4Bk

(製作期間 : 2021年5月~) 

Copyright 2021 Katsumi Ochiai


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"走れ!"作詞編 [ボーカロイド曲:制作中]

また、ボカロ曲の製作を再開しました。いつものように歌詞の紹介からスタートです。

走れ! mushic

しばらくハードな曲やアコスティックな曲など、自分としては路線から外れた曲を作ってました。いろいろと作りたくなるので、発散しない程度に得意でないジャンルにチャレンジしているわけです。

で、今回は久しぶりに自分的に王道に戻りました。シンプルでアップテンポのロックで軽く歪んだエレキでバンド的なアレンジにしようと思います。久しぶりに曲調も明るい予定です。

それに合わせてラブソングにしようと思いましたが、詞の方はちょっとストレートな表現になりませんでした。でも、甘いラブソングにならないのもいつもの自分流ですね。

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  走れ!

離れて進む 君は振り向きもせず 君が向かう先は誰にも分からないけど
君の気持ちが離れてるわけじゃない 甘い言葉だけでつながるわけじゃない

雲が流れ日差しが君を照り付ける
けれど君は止まらず 遠くへ消えてゆく So far away

(※1)
走れ 走れ 息を切らし 君の背中は今も届かないけれど
走れ 走れ 汗をかいて 誰のためでもないと今は分かるから 走れ!

揺らぐ日差しに君の姿がかすむ 今は離れてゆく君を止めはしないけど
交わした視線 触れた頬の温もり 君も忘れないと信じ続けているから

雨が降って濡れても君は止まらない
前を向いて進めば 追いつくはずだから Believe in love

(※2)
走れ 走れ 力をこめ 一歩踏み出し君と同じ道を行く
走れ 走れ 苦しくても 君の手を取り歩く その日が来るまで 走れ!

(※1繰り返し)
(※2繰り返し)

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(製作期間 : 2021年5月~) 

Copyright 2021 Katsumi Ochiai

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宅録史15:デジタル化を始動しろ [連載読み物]

自宅録音の黎明期を語る自分史の続きです。

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しばらくの間、ギターの録音が不要なGM曲の制作を行ってましたが、それによりギターを弾かなくなり腕前が落ちてきました。元々、曲作りのために始めた事もありギターにはあまり執着はなく、打ち込みのシンセが主となるにつれて、そろそろ弾かなくなるかなとも思ってました。

元々、シンセが好きで作曲を始めた事もあり、そのままシンセを主とした曲作りへ移行しても良かったのですが、何故か腕が落ちてギターが弾けなくなる前に演奏をアルバムに残したいと思い始めたのです。デジタル機材を買うには値段的にはまだまだ時期尚早でしたが、この思いが強くなり、一気に機材の購入&刷新に進みました。

かなり無理をしましたが、30代で仕事中心の生活もあり余暇に使える時間は少なく、デジタル化で効率を上げる必要もありました。時間を金で買う気持ちも強かったです。また、ギターを弾かなくなった後も睨んでのシステム構築となりました。まだ、PCのみで音声を扱える時代ではなかったので、かなり複雑なシステムとなり、結果として軽く100万円を超える投資になりました。

まず、マックを新調しましたが、当時のPCはまだデジタル音声を扱える能力はありませんでした。音声を扱えるボードを買い足して内部に刺し、何とかステレオ(2トラック)の音声の録音と切り貼り程度の簡単な編集が出来るようにしました。自分のギターの録音の他に、サンプリングCDから取り込んだドラム、ベース、ボーカルなども細かく切り貼り編集をしてトラックを作っていきました。これで、新たにシンセを買わずに音のクオリティーを上げることが出来ました。

マックでは複数トラックを同時に再生で出来ないので、マルチトラックのデジタル音声は、16トラックのハード・ディスク・レコーダー(FOSTEX D-160)と40チャンネルのデジタルミキサー(YAMAHA 02R)が主となりました。マックで1パート毎に録音&編集してはD-160へコピーして、すべてのトラックが揃ったら、D-160で再生し02Rでミックスダウンをするシステムでした。

宅録史_15

複数の機材でデジタル音声が行き来するので、システムも操作もとても複雑で、今思うとよく素人の自分で出来たと思います。これで、当時の自分のギター演奏の集大成となる2ndアルバムが完成しました(こちら)。これでギターから卒業し、この後はギターを弾かないことになります。

 今回の機材:Power Macintosh 7300/166、Degidesign AudioMediaⅢ、YAMAHA 02R、FOSTEX D-160、YAMAHA REV500

 今回の教訓:大人は時間を金で買うべし

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曲作りのプロデューサー的観点 [雑感]

自分は一人で曲作りのすべての作業を行ってます。一人で作るのは好きなようにできる反面、いろいろな局面で判断に迷うことになります。判断してくれるプロデューサーがいたらと思う時も多々あります。

Mixing now

曲が完成するまでには多くの工程があるので、それらでたくさんの判断に迫られます。例えばメロディーに詞を当てはめてる時、良い言葉が浮かんでも字余りだったらメロディーを変えるのか諦めて良い詞を捨てるのか、アレンジの時もギターでカッコ良い伴奏が弾けても、やっぱりシンセの方が良いか、などなど悩みは尽きません。

一人で作っていると得てして自分の得意な方や楽な方に流されがちです。自分の場合、作詞より作曲、シンセ(鍵盤)よりギターです。ミックスダウンの時も自分が好きな音を目立たせてしまいがちです。過去の経験では、それに流されると完成した後に後悔することになります。

プロのように集団で作っていればプロデューサー的な人が客観的な判断をするのでしょうけど、どうやっても一人で客観的な判断は無理です。そして、多くの失敗を重ねて自分なりの方法を見つけました。

それは、どちらか判断に迷ったら、まずは自分の好きな方・得意な方を諦めてみる、、、と言うことです。上記の例ならメロディーを変える、シンセを弾いてみるです。それで辻褄が合うならそれで良しとしています。得意な方はいつでもまた別の曲で活躍できるので、迷うぐらいに拮抗してるなら不得意な方を優先する、客観的な判断をするために不得意な方をひいき目に見る感じですかね。

創造には苦悩がつきもの、、、ですけど趣味でやっていて苦しむのも嫌なのでこんな感じでやってます。

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