Guitar Solo <Rock Strom 1> [ギター演奏]
久しぶりにオリジナルの伴奏によるエレキのアドリブ演奏です。今回はメロディアスではなく、一発勝負の熱いアドリブを狙いました。自分にしては珍しいかなりラフな演奏です。
年末に公開した「蛍の光」のブルース&パンク・バージョンが良い感じだったので、今回はそれにならって作り始めました。なので、ギターやベースのセッティングやスローなテンポからアップテンポに変わる展開もほぼ一緒です。
しかし、新たに伴奏を作ったのでまったく別のイメージになりました。それに合わせてギターも弾いたので、こちらも別物です。特に音色が全く違うものになりました。同じ設定でも弾き方で全く音色が変わるのがエレキの面白いところ、右手左手の使い方次第ですね。
演奏ですが、「蛍の光」と全く同じ設定です。ドラムとオルガンは打ち込みのシンセ(Roland XV-3080)。いつものベースは、MXR M-80 Bass DI+で歪ませてます。ギターはいつものストラト。アンプシミュレーターはLine 6 Pod 2.0。前半は"Matchless Chieftain(1996年)"、後半は"Marshall JCM 800(1990年)"の音色です。いずれもBOSS OD-2で歪みを足してます。
実は、もう少し大人しいバージョンも録音しました。こちらはまたの機会に!
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(製作期間 : 2017年1月)
Copyright 2017 Katsumi Ochiai
アコギ <Backing> [ギター演奏]
今回のギター演奏は、ちょっと趣向を変えてアコギを主にした伴奏です。メロディーがなく曲にはなってませんがアコギを気持ちよく聴かせたいと思ってオリジナルの伴奏を作ってみました。曲調は軽いロックぽいポップスです。
最近作ったボーカロイドのオリジナル曲は、2曲続けてアコギを主にした伴奏でした(こちらとこちら)。今までアコギが苦手だったので、この手の伴奏は作りたくても作れなかったのですが、ここ数年頑張って録音してきたので何とかなるようになりました。練習の成果で伴奏の幅が広がったと思います(練習と言っても録音の時に何度も弾くだけですが、、、)。
そろそろ、アコギは一段落かなと思ってます。その前に大々的にアコギをフューチャーした曲を録音しようと思って、ちゃちゃっと作ってみました。こういう爽やかな感じのアコギは気持ち良いですけど、多分、オリジナル曲としては作らないと思うので、伴奏だけですがあえて録音してみました。普段は暗い曲が多いので、改めて聴くとやっぱり自分ぽくないですね。
演奏ですが、ドラム、ベース、ピアノは打ち込みのシンセ(Roland XV-3080)。いつものアコギはマイク(Rode NT1-A)録りです。素のままで録音して、ミックス時にコンプや残響をかけてます。
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(製作期間 : 2016年9月)
Copyright 2016 Katsumi Ochiai
Guitar Solo <Bottle Neck> [ギター演奏]
ちょっと久しぶりにオリジナルの伴奏をバックにしたエレキのアドリブです。前回はネオ・クラシカルな速弾きでしたが、今回は一転してボトルネック奏法の古き良き時代のハード・ロック風のアドリブです。
ボトルネック奏法は、リッチー・ブラックモアがたまにやっているのを聴いてからやるようになりました。しかし、本格的な奏法は練習していなくて自己流です。実は、昨年末にアップした"蛍の光"でボトルネック奏法の名手、故デュアン・オールマン風に挑戦しました。弾いてみてなかなか気持ち良かったので、あらためて挑戦しました。
滅多にやらないボトルネック奏法なのでそれなりの出来ですが、音程などの細かいことは気にせずにボトルネック固有のワイルドな感じを生かすように弾いてみました。もうちょっと上手くなったらオリジナル曲でも弾いてみたいと思ってます。
演奏ですが、ドラムとオルガンは打ち込みのシンセ(Roland XV-3080)。いつものベースはMXR M80 bass d.i.+でかなり歪ませてます。ギターはフライングV、アンプシミュレーターはLine 6 POD 2.0でMarshall JCM800(1990年)、オーバードライブのBOSS OD-2で歪を足してます。
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ここから先はおまけです。ボトルネック奏法って何?って方もいるかと思いますので簡単に説明です。
ボトルネック奏法は左手の指にスライドバーをはめて弦の上をバーで押さえて弾きます。この時、バーは弦に触れる程度に軽く押さえ、弦がフレットに当たらないようにします。バーの位置で音程が決まるのですが、弦をフレットに押さえつけないのでフレット間の中間の音程も出せますし、音を出した後にバーの位置をスライドして変えれば自由に音程が変えられます。
音階から微妙に外れた音を出せるので、むせび泣くようなビブラートや叫ぶようなスライドなど感情表現が可能です。その代わりに音程を合わせるのが難しく、慣れないと音痴な演奏になってしまいます。
バーはガラスかステンレスなどの金属が一般的です。元々、ガラス瓶の先をちょん切った物が使われていたので、ボトルネックの名前があるようです。バーは薬指か小指にはめるのが普通で、自分は薬指です。バーをはめていない指で普通に押弦することもできますが、基本はバーのみなので細かな運指はできません。ブルーノートを含む微妙な音程が出せることもあり、ブルースでよく使われます。
(製作期間 : 2016年9月)
Copyright 2016 Katsumi Ochiai
ギターリフの練習風景 [ギター演奏]
最近、ギターの演奏ネタが少なかったので、久しぶりに演奏動画です。とは言っても、かなり力の抜けた感じで、準備もせずに適当に曲のリフを弾いてます。練習風景と言った感じです。
このブログでも書いてますが、自分の場合、オリジナル曲の作曲や録音時にギターを弾くのが主なので、プロの曲を練習したりコピーすることは稀です。なので、弾ける曲のレパートリーは少ないのですが、いくつかはお気に入りのリフがあって、ギターを手に取った時に練習代わりに弾いたりしてます。
動画では3曲のリフを弾いてますが、いずれも抜粋です。1曲目は最近お気に入りのONE OK ROCK。最新アルバム"35xxxv"から"Take Me To The Top"。2曲目はとても大好きなHELLOWEENの"Keeper Of Seven Keys part Ⅱ"から名曲 "Eagle Fly Free"。3曲目はMETALLICAの"Master Of Puppets"から神曲とも言える同名曲。
演奏ですが、いつものフライングVでアンプシミュレーターはLine 6 Pod2.0でメサ・ブキー デュアル・レクチファイアー(1994年)。音はいじらずにそのままですが、マスタリングで少し音圧を上げてます。では、どうぞ!
リンクはこちら → https://youtu.be/gM_dR6kCwU4
最後はちょっと疲れてしまってメロメロですね(笑) ここ、半年ぐらい、録音以外はギターを弾いてなかったので、久しぶりにフライングVを弾いたついでに動画を録ったのですが、しばらく弾かないと腕の筋肉が落ちてしまって辛いですね。
Guitar Solo <Neo Clasical 2> [ギター演奏]
今回はオリジナルの伴奏付きのエレキのアドリブソロです。今回はこちら以来随分久しぶりの得意なネオ・クラシカル系の速弾きです。1分半弱と短いですが、ちょっと曲っぽくアレンジしてみました。
最近は大人しめの曲やエレクトリカルな曲が続いたのでエレキを弾きまくるのはご無沙汰でした。ゴールデンウイークで時間があったので、作曲の合間にちょこっと伴奏を打ち込んで弾いてみました。
今回は何も考えずに、ただただ速く弾いてみました。普段は曲に合わせてギターを弾くことが多いので、ギターが主役と言うのは少ないですし、たまにアドリブをアップする時も、録音でそれなりの出来になるように多少余裕を持って速度を抑え気味に弾くことが多いです。今回はとにかく速く弾いてみました。まるっきりイングヴェイ・マルムスティーンみたいですけど、ご愛嬌と言うことで、、、。
演奏ですが、ドラムとベースとシンセは打ち込みでRoland XV-3080。サイド・ギターは、いつものフライングVでアンプシミュレーターはLine 6 Pod2.0でメサ・ブキー デュアル・レクチファイアー(1994年)。アドリブはいつものストラトで、Marshall JCM800(1990年)、ディストーションのSHURE Riotで歪を足してます。
さすがにこの速さになるとおじさんの筋肉では悲鳴を上げてしまいます。腕を傷めないように筋肉を冷やしながら何回かに分けて録音をしました。ではどうぞ!
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(製作期間 : 2016年5月)
Copyright 2016 Katsumi Ochiai
カバー曲製作中(ギター・オーケストレーション) [ギター演奏]
今回は製作中の曲から、ギター・オーケストレーション的な演奏をほんのさわりだけ紹介です。曲は公開に向けて鋭意製作中です。
自分は、曲作りではロックバンドのBostonに大きな影響を受けたので、ギターをたくさん重ねたドラマチックなアレンジが好きです。また、クラシックの曲も好きで管弦楽などのアレンジも多少分かるので、それらをまねて、単なるハモリではなく複雑に複数のギターを重ねることも多いです。
現在、歌の曲をギターのインストにしたカバー曲を製作していて、とてもたくさんのギターを重ねたアレンジにトライしてます。ただ、打ち込みと違ってギターを重ねるのは実際に弾いて録音してみないと分からないことも多く、アレンジ作業にとても時間がかかります。頭の中の完成形のイメージを頼りに1パートづつ音を探しながら弾いて重ねていきます。
基本的に最初にコード進行を決めておき、そのコードとメロディー共に協和音な音を選びつつも耳を頼りにフレーズを作っていきます。ただし、響きを美しくしようと突き詰めていくと緊張感のある音(テンション・ノート)を選んでしまいがちで、やり過ぎると気が付かずに不協和音になってしまうこともあります。それを避けるために、クラシック的な複雑なハーモニーをやる場合は譜面をメモして、すべての音を確認しながらアレンジを進めます。
アレンジ中のメモとして書き出した譜面です。悩みながら演奏しては書いたり消したりしてます。
そして、次がアレンジが完成してから起こした譜面。自分の場合、本番の録音をする前に最後の確認用に譜面を手書きで清書します。今回はメロディーは購入した譜面があるので、オリジナルの伴奏の要所のみを書きました。
と言うことで演奏ですが、打ち込みのシンセはドラムのみ。指弾きのベース、伴奏のギターは、クラシック、アコギ、エレキの3パート、ギター・オーケストレーションは4パート編成です。すべて、アレンジを決めるための仮の演奏で、本番は録り直します。
すでにギターは7パートですが、その他にギターは8パートあり、全部で15パートです。ちょっとやりすぎなアレンジで完成が危ぶまれますが、来週公開に向けて作業は追い込み中です。曲目は、、、次週のお楽しみ!
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(製作期間 : 2016年1~2月)
Copyright 2016 Katsumi Ochiai
Guitar Solo <Slow minor 2> [ギター演奏]
先週、スローテンポでマイナー調のエレキのアドリブ演奏をアップしましたが、今回は、それを手直しして、再度、アップします。今回はアドリブと言うより曲に近くなってます。
先週のアドリブの最初と最期にメロディーっぽいフレーズを弾きましたが、思いのほか良い感じだったので、それを使って少しだけ曲っぽくアレンジしました。途中、新たな展開に入れ替えてハモリも付け加えました。後半は、またアドリブを弾いてますが、前回より抑えて、こちらもメロディアスなアドリブにしてみました。
なかなか良く弾けたので、このままちゃんとした曲に仕上げても良いかなと思います。この手の曲は、いわゆる「泣きのギター」と言うやつで、特にハードロック系のギター弾きは好きな曲調かと思います。でも、ギターを弾かない人にはどれも同じように聞こえてしまうかもしれませんね。なので、曲として仕上げるのはちょっと気が引けます。ともあれ、弾いてて気持ち良いので、この手の曲は大好きです。
演奏の設定ですが、前回と同じです。バッキングは中間部の新たな展開の箇所のみを入れ替えました。ソロのギターは、すべて新たに弾き直してます。では、どうぞ!
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(製作期間 : 2016年1月)
Copyright 2016 Katsumi Ochiai
Guitar Solo <Slow minor 1> [ギター演奏]
随分久しぶりの打ち込みのバッキングにエレキのアドリブ演奏です。前回はハードな伴奏だったので、今回はスローテンポです。が、やっぱりいつものように弾きまくってます。
昨年はあまりギターを弾かなかったので腕が落ちてしまいました。なので、秋ぐらいから弾きこんでました。途中、演奏動画を録りましたが、まだイマイチでした(こちら)。で、やっと感が戻ってきたので弾きまくりのソロを録ってみました。
伴奏のコード進行は、| Em | C△7 | Am7 | F#dim B7 | の4小節の繰り返しです。スイープなど自分の得意とするフレーズを弾けるようにコードを選びました。ディミニッシュ・コードが出てくる4小節目が肝です。しかし、とても暗い雰囲気になってしまいましたが、、、。
演奏は勢いだけで、ところどころ音が外れてますが、まあご愛嬌と言うことで。オリジナル曲の録音の時は、完璧を狙うがために自由に弾けない場合が多いです。演奏者より作曲者としての気持ちが強くて抑制してしまいます。なので、アドリブの場合は完成度は置いといて自由気ままに弾いてしまいます。
演奏ですが、ドラムとベースとシンセは打ち込みでRoland XV-3080、バッキングのギターはフライングV、ソロはいつものストラトです。アンプシミュレートは、Line 6 PodでMarshall JCM-800です。ソロのみBOSS OD-2で歪を足してます。では、どうぞ!
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(製作期間 : 2016年1月)
Copyright 2016 Katsumi Ochiai
Partita Ⅲ-Menuet Ⅱ -J.S.Bach [ギター演奏]
無伴奏ヴァイオリンのための3つのソナタと3つのパルティータ
パルティータ 第3番 ホ長調 BMV 1006 から"Menuet Ⅱ"
J.S.Bach作曲
今月の初めにバッハのヴァイオリン曲をエレキギターで演奏した動画をアップしましたが、その続編です(前回はこちら)。前回は"Menuet Ⅰ"でしたが、今回は"Ⅱ"です。元々、2曲セットでメヌエットの曲になっています。"Ⅰ"はかわいらしい曲、"Ⅱ"はしっとりした感じの曲です。
前回は年末のドタバタした時に録画しました。本当は2曲まとめて録りたかったのですが、なかなか難しくて録画に時間がかかってしまい正月になり時間切れでした。年が明けてから続きを録りました。前回同様、演奏的にはまだまだです。特に、バロック音楽固有のビブラートやタメを押さえた淡々とした演奏が、まだよく分かりません。まあ、現時点の記録と言うことでアップします。
リンクはこちら → https://youtu.be/M7h55e1PBdM
今回も前回と同じようにピック弾きに中指、薬指を加えて和音を弾いてます。前半、B音とE音の持続音が出てきます。偶然ですが、ギターだと2弦と1弦の開放弦が使えるので楽に弾くことができます。バッハさんはギターのことを考えて曲を書いてくれたのかと思ってしまいますね。バッハの時代は、まだギターはなかったと思いますが、、、。
演奏の設定は前回と同じですので前回の記事を参照してください。次は、超絶な難曲を録りたいですが、何年後になることやら、、、。
(製作期間 : 2016年1月)
Partita Ⅲ-Menuet Ⅰ -J.S.Bach [ギター演奏]
無伴奏ヴァイオリンのための3つのソナタと3つのパルティータ
パルティータ 第3番 ホ長調 BMV 1006 から"Menuet Ⅰ"
J.S.Bach作曲
今年最初は久しぶりのエレキギターの演奏動画です。先日、エレキを始めた頃からバッハのヴァイオリン・ソロ曲を練習していた話を書きました(こちら)。秋以降、オリジナル曲の製作をお休みして、代わりにエレキを練習していたので動画に録ってみました。とは言っても練習している難しい曲は無理なので、比較的、簡単な曲を選びました。バッハの長調の曲らしい、可愛い小曲です。
リンクはこちら → https://youtu.be/obEyEmMrSmg
以前もこのヴァイオリン・ソロ曲から演奏動画をアップしたので今回で3曲目です。(こちらとこちら)。以前は歪んだ音色で単音弾きでした。今回は大人しい曲調ですし、和音も多く出てくるのでクラッシック・ギターの方が合うと思いますが、あえてエレキで弾いてみました。ピック弾きですが、中指、薬指も使って和音を弾いてます。カントリー系の人や昔のロック・ギタリストの演奏スタイルですね。
演奏ですが、ギターはいつものストラト。アンプシミュレーターは、Line 6 Pod 2.0で"Fender Twin Reverb(1965年)" です。自分にしてはとても珍しい歪ませてないクリーントーンで弾いてますが、ごまかしがきかないので難しいですね。
では、今年もよろしくお願いします!
(製作期間 : 2015年12月)