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NAS:データー整理編 [楽器・機材紹介]

バックアップ用に導入したNAS(Network Attached Storage)、導入編音楽サーバー編に続いて今回はバックアップしたデーターの整理についてです。

自分はパソコンを使い始めてちょうど30年です。作曲が趣味なので完成した曲などのオリジナルのデーターを蓄積してきました。その間、Macが3台、Windowsが4台を使ってきました。PCが変わる毎にデーターは整理してきたつもりですが、MacとWinの併用で両者に同じデーターがあったりとどうしても乱雑になってしまいます。

NASの導入でMacとWinの両者からほぼ制限なくアクセスできるようになったので、意を決して整理をすることにしました。特に、あっちこっちに散らばった創作物のデーター(自作曲の音声、動画、イラスト)を1箇所に集めることにしました。

と言うことでNASへコピーしたバックアップデーターの整理を始めましたが、とても大変で2週間ぐらいかかってしまいました。創作物だけで1000ファイル以上あるのでどうやって分類するかが悩ましくて何度もやり直しました。

創作物(曲、動画、イラスト)の保管場所
Original data

ちなみにNAS上のバックアップデーターですが、容量は約100GB、ファイル数は約2万です。これ以外にクラシックMacのデーターがCD -Rで数十枚あります。必要なものは変換して持ってきてますが、それ以外はそのまま死蔵ですね。残念です、、、。

ともあれ苦労しましたが念願のデーター整理が完了。膨大なデーターを前に我ながら30年の歴史を感じました。

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Logic Pro制作環境の改善(続編) [楽器・機材紹介]

Logic Proの制作環境改善。前回に続いてMIDIエンバイロメントと言う簡易プログラム機能を使った便利機能の作成。第2弾です。

外部MIDI音源の使い勝手向上として、今回もLogicからRoland XV-3080を操る機能を作成しました。今回は内蔵エフェクターのコーラスとリバーブのパラメーターを一望しながら変更できるエディターです。

外部音源も主役的な音はLogic内でエフェクター等を使った音の作り込みをしますが、その他大勢的な脇役の音はXV-3080内部で軽くエフェクターをかけてミックスをすることが多いです。そのエフェクターのパラメーターにダイヤルやポップアップメニューなどを割り当てて操作できるように作りました。

完成した内蔵エフェクターのエディター
オマケでプログラム名の入力機能も
VX-3080 Editor 2

前回、作ったものはプログラム的には難易度が低かったですが、今回はちょっと難しいです。すべて、MIDIのシステム・エクスクルーシブ(Sys-EX)と言う機能を用いてXV-3080へ命令をします。Sys-EXは16進数の羅列です。特にXV-3080の16進数のデーターフォーマットを読み取るのが厄介です。

XV-3080のマニュアルにある16進数の表を解読します
MIDIチャート

昔々、他のアプリでエディターはいくつ作ったので要領は得てますが、LogicのMIDIエンバイロメントはあまり機能が多くなくてやりたいことが出来ずに苦労しました。なんとか妥協して完成しました。

全体像:パラメーターが多いのでちょっと複雑
MIDI Environment 2

Sys-EXの例:パラメーター毎に設定します
Sys-EX設定

作ってみて、やっぱりもうちょっと本格的にプログラミングを再開したいな〜と思いました。ただ音楽制作が滞ってしまうので、アプリを買うかどうか迷います。

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Logic Pro制作環境の改善 [楽器・機材紹介]

音楽制作のLogic Proにも大分慣れてきたので、ちょっと不便な箇所を改善すべくいくつかの機能を作成しました。今回は超マニアックな内容です。

Logic Proへ乗り換えて2年弱になり手に馴染みました。出来ないことはない感じの盛りだくさんの機能を持ってるLogicですが、稀に以前のアプリで出来たことが出来ないこともあります。外部のMIDI音源の操作にまつわる機能はちょっと物足りない。今時は外部音源を使う人は少ないのでしょうがないですけど。

LogicにはMIDIエンバイロメントと言う簡易プログラム機能があるので、その習得にトライしつついくつか作りました。

■MIDI入力のエディット
鍵盤から打ち込みの入力をする際の便利機能をまとめて作りました。以下の5つです。
・チャンネルの変更
・ベロシティー(強弱)の最小値制限&一定値
・ピッチ(音程)のオクターブ変更
・アルペジエーター
・コントロール・チェンジの割り当てNoの変更と操作用スライダー
アルペジエーターは和音を弾くと曲のテンポに合わせてアルペジオにしてくれます。テクノな感じのお気に入りの機能です。

Input Editor

■外部の音源(Roland XV-3080)のエディター
MIDI信号を介して主な音色の設定を変更します。変更自体はLogicのミキサーでもできなくはないですが、全チャンネルの設定を一望できるのが便利です。

VX-3080 Editor

■音色(プログラム名)のリスト
こちらもRoland XV-3080用。これで音色名を見ながら切り替えができるようになります。約1500ある音色を128個のグループ(バンク)に分けて表示しますが、そのグループの切り替え(バンク・セレクト)の設定がちょっと厄介でした。音色名のテキストは以前のアプリ時代のをコピーしてきました。

XV-3080 Program name

今回は初トライと言うことでこんな感じです。ちなみにMIDIエンバイロメントでのプログラミングはこんな感じで部品間を接続して作成します。

MIDI Environment

使いやすくするのは良いですが、根がプログラム好きなのでやりすぎると本来の目的の曲作りが滞るので気をつけないとです。

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NAS:音楽サーバー編 [楽器・機材紹介]

導入編に続いてバックアップ用のNAS(Network Attached Storage)の続き。今回は音楽サーバー的な使い方のトライ編です。

最近時はCDを買うことも無くなって、もっぱらサブスクで音楽を聴いてます。しかし、過去に買った300以上のCDからMP3へ変換した4000曲以上がハードディスクに入ってます。主に出先でスマホや車内で聴くことが多いですが、サブスクで聞けないCDもあったりするので、家でも気軽に聞けるようにNASから再生する環境を作ろうと思いました。

まずはMP3のデーターをNASへコピーしました。曲自体は問題なく生きてましたが、曲名・曲順やジャケット写真などがかなりグチャグチャ。スマホで聞いてる時も文字化けなどがあったのは気が付いてましたがかなりひどい状況でした。

いわゆるID3タグというのにそれらが収納されているそうですが、ID3は何度かバージョン変更があったそうで、古いのがダメだったようです。それらを修復するのに2日ぐらいかかってしまいました。

Tag Editor Liteと言うアプリでID3を一括編集
ID3編集

また、今まで見えなかったジャケット写真のJPGデーターが大量にファイルとしてNAS内に出現しました。こちらは原因不明ですが、Windowsの何かしらの履歴が原因かもしれません。千個ぐらいあるファイルをちまちまと削除しました。

で、肝心の音楽サーバー化ですが、DLNADigital Living Network Allianceと言う機能を使うと音楽アプリ内で切り替えるだけでNAS内にある音楽に簡単にアクセスで切るそうで苦戦してやってみました。でも、表示に時間がかかるとかジャケット写真が表示されないなどWindowsもMacもイマイチ。この辺りはまだ過渡期かもしれません。

Windows メディア・プレイヤーでDLNAをトライ
Media Player

結局、DLNAは使わず、直接、プレイヤーアプリからNASのデーターを読みにいく設定にして目的は達成としました。

Macで再生、曲名や写真が整理できた!
Mac ミュージック

前回、書いたようにスマホとNASはまだイマイチの関係です。スマホに専用アプリを入れるとDLNAは機能しましたが、無料のお試し版アプリだと検索などが使いづらい。高機能なアプリを買ってまでは必要性がないので、こちらは様子見としました。

と言うことで、音楽サーバーと言えるまではできませんでしたが、貴重なデーターが整理できて、一括管理が出来る状態になったので良しとします。疲れた、、、。

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NAS:導入編 [楽器・機材紹介]

今回はPC関連の話題です。データーのバックアップ用にNAS(Network Attached Storage)を購入して設置しました。

USBメモリーやポータブル・ハードディスク(HDD)にバックアップをとってましたが、家族の分も含めて扱うデーターが多くなってきました。また、最近時、MacのバックアップにTime Machine機能を使うようになって便利になりましたが、そのためにデーター量が増えてしまうのも一因です。

量が増えると手間もかかるので対応を調べてましたが、NASが急激に安くなってきたので購入しました。BUFFALOのLS210D0210Gで2GのHDDです。

BUFFALO LS210D0210G
NAS LS210D0210G

NASはネットワーク上に置くHDDです。WiFiで複数の機器からアクセスできるので、Windows、Mac、スマホ、iPadが混在する我が家には便利だと思い購入しました。設置&設定はマニュアルを見ながら15分ぐらいで簡単にできて、その後、バックアップデーターを移動しました。

専用アプリで設定不要で接続ができます
NAS Navigatpr 2

種々の設定はWEB画面で行います
WEB設定画面

バックアップ用とTime Machine用のフォルダーを設定しました
共有フォルダーの設定

ただし、USBメモリーやHDDの記憶媒体と違ってサーバーなので、いろいろとやり始めると仕組みや用語を理解するのに2、3日苦戦しました。Windowsはネットワークドライブ、Macではサーバーとして登録すれば、その後は普通のフォルダーのように扱えました。

Macの例:通常は専用アプリは使わずに共用フォルダーへ
Mac サーバーへ接続

ただし、スマホからはアクセスが限られます。やりたい事ごとに対応するアプリが必要そうです。こちらはまだ過渡期のようで、当面、スマホのバックアップはクラウド→PC経由を継続です。


ちなみにバックアップについてです。
長年、オリジナル曲を作ってますが、ネットで拾えるデーターと違ってオリジナルのデーターなので間違って消したら復活できません。データーの管理はとても重要です。

特に、曲作りの佳境で次々と多様な作業をしているとギターを録音したデーターを誤って消したりとかが稀にあります。簡単に弾けないようなカッコいい演奏が消えてしまうとガッカリです。なので、録音後はすぐにバックアップを取る習慣にしてます。なので頻繁にバックアップを取るのでかなり手間がかかり、長年、苦労してきました。NASの導入で楽になりそうです。

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指のケア [楽器・機材紹介]

今回はギター弾きにはとても大事な指のケアについて、自分が使っている物の紹介です(以前、書いた記事と同じ内容もあります、、、スイマセン)。

Mac Update

自分はギター弾きと言うより作曲がメインなので、ギターを始めた若い頃は別として、今では長時間ギターを弾くことはほとんどありません。なので多くのギタリストと違って指の皮があまり硬くなってません。そのためオリジナル曲の録音時に1〜2時間集中して弾くと指先にかなりのダメージを受けます。

過去には水膨れとかで何日間か痛い思いをするのはしょっちゅうでした。最近は次のようにケアするようにしてダメージを避けてます。

・指板にレモンオイルを塗る
・弦にFinger-easeを塗る
・指先にベビーワセリンを塗る

想像できると思いますが左手はベトベトの状態で弾いてる感じです。気を付けないと触ったそこら辺の物がベトベトになっちゃいます。録音と言う短時間集中作業なので問題ないですが右手についちゃうとピックが滑って持てなくなるので要注意です。

参考になるか???ですが、指先が痛い人はやってみる価値はあるかもしれません。たくさん弾いて皮を硬くするのが一番ですが、、、。

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スピーカー用インシュレーター [楽器・機材紹介]

普段聴き用のサラウンド・スピーカーに自作のインシュレーターをつけてみました。

先日、古いスピーカーの音をまともにするためにブラウザ(Chrome)用のイコライザーを導入した記事を書きました(こちら)。その時に調べていたらインシュレーターをつけると良いとネットのいろいろなところに書かれてました。

金属で点接触のものだと高域がスッキリと出ると書かれていたので、こもった高域を何とかしたいのにちょうど良いようです。とは言ってもオーディオ用のインシュレーターはピンキリで一杯あってよく分かりません。で、試しに自作することにしました。

ネットの記事を参考にして用意したのは袋ナットです。見た目もそこそこ良く、とんがってないので危なそうでない。そして何よりも安い。全部で¥277でした。

インシュレーター1

こんな感じで3箇所ずつ両面テープで貼り付けました。前面の3個は角度をつけたいのでボルトもつけました。

インシュレーター2
インシュレーター3
インシュレーター4

結果ですが、少し高域が出て効果はあったようです。少しイコライザーの高域を下げました。でも、微々たる差ですね。高い物を買わずに済ませて良かったです。

いわゆる本格的なオーディオの世界の人から見るとこんなのではダメなのかもしれませんが、自分的にはこれで十分のようです。音楽を作るのに支障がないレベルで聴ければ良いですしね。

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録音スタジオ紹介 [楽器・機材紹介]

今回は自分の音楽制作部屋の紹介です。10年ほど前にこちらの記事で紹介しました。最近時、Macを買い替えたりDIYで部屋を改装したりと、ちょこちょこと変化点を記事にしてきましたが、改めて改訂版の紹介を書きます。

機材の全体像はこんな感じ。配置はあまり変わってません
机の左下に普段の視聴用のサラウンドシステムを配置
スタジオ紹介1

 パソコン:Mac mini(M1)
 ミキサー:YAMAHA 02R
 モニタースピーカー:FOSTEX NF-1A
 ラック:MIDIインターフェース、シンセサイザー、エフェクターなど
 左側は鍵盤付きシンセサイザー

PCディスプレイの大型化(27インチ)に合わせて机を延長
Mac miniとAudioインターフェース(RME Digiface USB)はディスプレイの下
スタジオ紹介2

ギター類は先日作ったラックへ収納
鍵盤のPoly-800を押入れにしまって窓際をスッキリ
スタジオ紹介3

機材ラック内はMIDIインターフェースをESI M8U eXへ変更
スタジオ紹介4

機材は10年前の紹介とほとんど変わってないですが、音楽制作のシステムは大きく変わっているので、別途、記事にしようと思います。退職して毎日ここにいるようになったのですが、細々と直して快適に過ごせています。

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Chrome用イコライザー [楽器・機材紹介]

久しぶりに音楽関係のPCネタです。普段の音をちょっと良い音で聴きたくてあれこれと模索した結果、ブラウザ(Chrome)へ拡張機能のイコライザーを追加することで解決しました。

普段、Macで作業してる時はブラウザでradikoかAmazon MusicをBGMで流してます。ONKYOの5.1サラウンド・システムで鳴らしてますが、古くて小さなスピーカーなので音楽を鳴らすには音質がイマイチです。

低音はサブウーハーがあるので良いのですが高音が出ません。これで長時間聞いてると耳がそれに慣れてしまい、音楽制作用のモニター・スピーカー(FOSTEX NF-1A)での曲作り時に音作りがズレてしまいます。スピーカーを買わなきゃダメかなと物色してましたが良さそうなのは高価ですし。

FOSTEXの上に乗っているのがサラウンドスピーカー
MySpeakers

過去に買ったCDはMacのアプリの”ミュージック”に取り込んで聴いてますが、そちらにはイコライザーがあって、それで補正して良い感じにしてました。で、いろいろと探してChromeに同じようなイコライザーを追加できることを発見しました。

追加したのは、”Equalizer for Chrome Browser”です。Googleのウェブストアから無料で入手できます。こんな感じに設定したら良いバランスになりました。

高域全体と低域の一部を上げてます
equalizer for chrome

もちろん、FOSTEX NF-1Aのような高音質にはなりませんが、高音・低音のバランスが取れるので、曲作りに悪い変な耳癖はつかなくなりそうです。とりあえずは一件落着です。

ちなみにBGMをFOSTEX NF-1Aで鳴らすことも簡単に切り替えられますが、モニター・スピーカーは長時間聴くには疲れるんですよね。いわゆる解像度が高いので細かいところまで聴こえすぎてしまうのだと思います。

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椅子の買い替え [楽器・機材紹介]

今回は曲作り環境の改善です。20年近く普通の事務椅子を使ってましたが、退職して平日も座ることが増えたので椅子を買い替えました。

椅子2_2022

今のところ腰などは悪くないので事務椅子のままでも問題はなかったのですが、曲作りの合間やそれ以外の動画を見たりの時にのんびりともたれかかれる椅子が欲しいと思いました。

ただし、問題はそう言うゆったり椅子に必ずついてるアームレストです。アームレストが邪魔でギターが弾けないんです。それもあって、長年、事務椅子を使ってました。ネットを見ると同じ悩みのギター弾きはたくさんいるようですね。

で、今回、気合を入れてネットを調べて、アームレストが回転してどかせるのを見つけました。残念ながら選択肢が少なくかなりの安物を一か八か購入することになりました。Housolutionと言う会社の中国製。¥13,300でした。

椅子1_2022

結果、組み立て時にネジが入り辛いなどのちょっとしたトラブルはありましたが、今のところ座りごごちは値段以上の良さです。後は壊れたりしないことを祈るばかりです。

タグ:椅子
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