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アレンジノート [雑感]

今回は曲作りにまつわる雑記です。アレンジ中にメモ書きをしているノートを御紹介します。作曲をしている他の人にとっても参考になるかは微妙ですが、自分としてはなくてはならないアイテムです。

Arrange notes
以前も何度か書いてますが、曲作りの際、メロディーとコード進行は五線譜にメモ書きし、詞はレポート用紙などにメモ書きします。アレンジが固まった後、ギターなどの録音前に、それらを五線譜に清書して、アレンジのミス等を最終確認します。

これとは別に、アレンジ作業は、自分が「アレンジノート」と呼んでいるノートにいろいろと書き込みをします。例として先日アップした「君がいる街へ帰ろう」のページを掲載します。メモ書きなのでかなり字が汚いです(スイマセン)。

Arrange note 5

ざっと書いてある内容の説明です。左ページの上は使用したシンセサイザー等の音色、下側はサンプリング素材の元ネタやボーカロイドの声の設定です。右側の上部は、ギターやベース等の録音時のエフェクター等の設定、下側はミックスダウン時のエフェクター等の設定です。PC内やデジタルミキサー(YAMAHA 02R)内のエフェクターやイコライザーなど他にも設定はたくさんありますが、それらは特殊な使い方の場合のみ書きます。

昔々、多くの機材がアナログの時は、それらの設定を保存・再現することができなかったため、このメモを書く習慣がつきました。現在は、自分の(20年前の)古いシステムでも、多くはPCや各機材に設定を保存できるのでメモをしなくても設定は再現できます。ただし、今でもギター用のペダルエフェクターなどのアナログ機材は設定を保存できないのでメモは必須と言えます。また、演奏動画など、ちゃちゃっと録音してしまいたい時は、わざわざメモリーに保存するより設定をメモってしまった方が楽だったりします。

ただし、このメモを続けている最大の理由は、アレンジの全体像を見渡すのに便利だからです。もちろん、PC上に設定やメモを書くこともできますが、いろいろ試行錯誤をするアレンジ作業では、つい後回しにしてメモリーへの設定保存やメモ書きを忘れがちです。やはり、紙に適当に殴り書きする方が簡単です。

あと、一番、便利なのが過去と同じような設定・音色を使いたい時です。わざわざ、PCで過去のプロジェクトを立ち上げなくても、ノートだと一瞬で確認できます。また、いつも似たような音色を使わないようにと言う意味でも、過去の設定を一望できるのは便利です。

と言うことで、自分なりにたどり着いた曲作りの道具、アレンジ・ノートの解説でした。


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