マイク録り [雑感]
今回は曲作りにて、ボーカルやアコギなどのマイク録りについての雑記です。
趣味で曲を作る人は、自分も含めて多くの人はPCを使って曲を作る、いわゆるDTMだと思います。楽器も打ち込みと呼ばれるPC内のシンセサイザーの演奏が主流です。今時のシンセはとてもリアルなので、大抵は実際に楽器を弾かなくて打ち込みで何とかなると思います。
なので、アコギなどの電気仕掛けでないアコースティックな楽器を演奏してマイクで録音する人はとても少なくなってきています。まったくマイクを使わない人の方が大多数かもしれません。
自分はアコギやクラシック・ギターでマイク(RODE NT1-A)録りをやります(とても稀に歌録りも)。しかし、打ち込みと違って演奏を間違えたらやり直しですし、ちゃんと弾けてもノイズが入ったり録音のレベルがバラついたりと、なかなかベストテイクは録れず、何度も弾き直すことになります。
出来ればやりたくないマイク録りですが、マイク録りには独特の音があり、その音欲しさに頑張って弾いてます。それが何かは表現が難しいののですが、多彩な音色と空気感ですかね。マイク録りだと音程がある実際の音の他に楽器や弾いてる人間のいろいろな音も混ざります。例えば、ピックが弦に当たる音や腕がギターにこすれる音です。
それらが混ざることにより音色に厚みや深みが出る気がします。ただし、いづれもノイズとは紙一重です。不用意に弾くと、それらは盛大なノイズとなってしまうので、余計な動きをしないように慎重に慎重に弾いて、それらの音がちょうど良い配分になるようにします。
と言うことで、やはりマイク録りはとても難しく、とても疲れます。やっぱり、出来ればやりたくないですね、、、。
タグ:録音
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