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"Rain drop" エレキ録音編 [ボーカロイド曲:制作中]

ボカロ曲の製作。作詞編ベース録音編に続いて、エレキのバッキングの録音風景を動画で紹介です。

今回の曲はメタルでハードなアレンジです。前回のベースがとても苦労しましたが、ギターではこの手の演奏は得意中の得意。速い16分音符のピッキングやバリバリに歪んだ音色の扱いなど、目をつぶってても弾けるぐらい大好きです。なので、とても楽しく弾くことができました。

ただ、アレンジとしてはちょっとやり過ぎてしまったかもしれません。主役のボカロの歌自体はいつものようにポップ寄りのロックなので、ここまで激しくやらなくても良かったような気がします。ミックスダウンでバランスがとれるか、今から心配ではありますね。

動画の演奏ですが、前回と同様にイントロから1コーラス目の抜粋です。ドラムとベースは前回と同じ設定です。エレキはいつものフライングV、アンプシミュはLine 6 Pod2.0でMesa Boogie DUAL RECTIFIER(1994年)のシミュレートです。録音作業中の動画ですが、音の方は何テイクか録ったものを編集しています。では、どうぞ!


リンクはこちら → https://youtu.be/_l5-pqn-5Wk

(製作期間 : 2019年3月~) 

Copyright 2019 Katsumi Ochiai

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"Rain drop" ベース録音編 [ボーカロイド曲:制作中]

先々週の作詞編に続いてボカロ曲の製作記事です。今回はベースの録音風景を動画で紹介です。

今回の曲は、ハードコアでメタルなアレンジ。それに合わせてバリバリに歪んだ音色でピック弾きのベースです。ギターではメタルは得意ですが、曲作りもベース弾きもその手の曲調はほとんどやったことがなく、かなりチャレンジングな作業となってます。

今回のベースも弾くのがとてもとても大変でした。テンポはBPM=167でそこそこですが、ダブルタイムのドラムに合わせて16分音符を交えたフレーズはとても速くて、コツをつかむまで右手が厳しかったです。でも、ギター並みにドライブ感のあるフレーズが録れて結果は成功ですね。

動画の演奏ですが、イントロから1コーラス目の抜粋です。ドラムは打ち込みのシンセ(Roland XV-3080)。サンプリングも使ってます。いつものベースMaxon CP-9MXR M80 Bass D.I.+の組み合わせでかなり歪ませたメタル・サウンド。録音作業中の動画ですが、音の方は何テイクか録ったものを編集しています。では、どうぞ!


リンクはこちら → https://youtu.be/6P_wa6LYQkU

(製作期間 : 2019年3月~) 

Copyright 2019 Katsumi Ochiai

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歌詞とテーマ [雑感]

自分はあまり得意ではないもののオリジナル曲を作る場合は詞も作ります。どんな詞を書くかは毎回悩みます。今回はそのあたりをつらつらと書いてみます。

Lyrics


作曲する時は、まず始めにどのような思い・感情を込めるかを決めます。それによって曲調がイメージできますし歌詞もそれに合わせて作ります。しかし、思いや感情はあいまいで抽象的です。そこに物語や実際の出来事があるのは稀で、そのままの抽象的な言葉を並べても詞にはなりません。

詞は言葉なので聞き手に具体的な事(人物、風景、出来事など)を想像させる力がありますし、それを想像させる言葉でないと聞く人の心を動かすのは難しいと思います。しかし、具体的すぎることを書いてしまうと多くの人は「自分とは無関係」、「自分はそうでない」と考えてしまい、詞に感情移入が出来なくなり、聞く人を狭い範囲に限定してしまいます。稀にごく限られた範囲(20代前半独身女性とか、、、)にだけ人気が出るバンドがいますが、そういうのは、まさにその世代だけが理解する具体的な詞のためだと思います。

もちろん、同世代に向けて赤裸々に自らの具体的な詞を書くのも一つのやり方ですが、やはり曲を作る以上、いろいろな思いでいろいろな曲を作りたい。そうすると詞を書くのがとたんに難しくなります。多くの名曲の詞を読むとそのあたりがとても絶妙にできています。どの世代・性別・環境でも自分の事として受け取れるような言葉でありながら、イメージが浮かぶ具体的な言葉でつづられています。

それらから気が付いたことですが、詞に書かれている具体的なシチュエーションと曲に込めた思いは別なのかなと思います。例えば、高校生の恋を歌うシチュエーションでも、その恋そのものを歌っているわけではなく、そこに込められた思いは作者がもっと大きな社会や世界に向けている別の思いかもしれません。だからこそ実際の高校生でなくても、それを聞いた多くの人の心を動かす何かがあるのだと思います。詞も小説などと同じようにフィクションなので、事実を書くことが正しいわけではないのです。

これが正しいかは分かりませんが、最近、自分はそのように作詞をしています。曲を作るきっかけとなった思いは、自分や家族などの身近な出来事だとしても、詞のシチュエーションは学生だったり若者だったり異邦の人だったりと思いを具体的に想像できるものに変えてます。その思いを伝えるのに最も当てはまるフィクションを創造しているわけです。だからこそ作るのが難しいのだと思います。

タグ:歌詞 音楽
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"Rain drop" 作詞編 [ボーカロイド曲:制作中]

また、ボカロのオリジナル曲の製作を開始しました。今回も歌詞から紹介です。今回は、かなりハードな曲の予定です。

Rain drop music

前曲は、少しハードロックの要素を入れたアレンジの曲でした。なかなか上手く行ったので、今回もハードな予定。よりハードにメタル的にゴリゴリなアレンジにしようと思ってます。エレキを弾く方はメタルは得意分野ですが、歌物ではその手は作ったことがないので新たなチャレンジです。

とは言っても曲自体はいつもの自分流なので、ポップな雰囲気とハードで速いエレキのバッキングをどうやって組み合わせようか、ちょっと悩み中です。前曲も悩んだ結果、上手く行ったので、今回も上手く行くと良いのですが、、、。

そんな感じで予定しているアレンジの感じに合わせて詞を書いてみました。失恋ソングっぽいですけど、ポップさが失われないように、あまり悲しすぎないようにしてみました。

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  Rain drop

あんなに近かった君なのに 今ではつながらない
降り始めた雨に濡れていく 誰もいない明日へ

キライと言えたなら終わりなのに
手が届かない 分かってる

(*1)
Rain drop 降り出した雨が あの日の君を連れ戻すから
Rain drop 君がついた嘘 今では分かる気がしたけれど
Rain drop

あの日の二人にはいつまでも 終わりがないはずだった
言葉もなく君は消えていく 伝わる気持ちもなく

会えない日々に身を任せていた
晴れた空から隠れてた

(*2)
Rain drop ずぶ濡れになって 雨粒を受け一人たたずむ
Rain drop 今でも君は 雨の向こうを見ているのかな
Rain drop

(*1)繰り返し

(*2)繰り返し

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(製作期間 : 2019年3月~) 

Copyright 2019 Katsumi Ochiai

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