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"哀しみの恋人達" Jeff Beck <コピー> [ギター演奏]

先週、打ち込みを紹介したのは、ジェフ・ベックの"哀しみの恋人達(Cause We've Ended As Lovers)" です。ギターとベースを入れて完成しました。

Stratocaster & Blow By Blow

自分はジェフ・ベック・モデルのギターをメインに使っているのですが、実は彼の曲はほとんど聴いたことがありません。フュージョン系の曲が好きではないせいか、彼の曲調もあまり好きではなく、アルバムを買ったことはありませんでした。

ただ、彼のギター演奏の素晴らしさは否定しません。それどころか、人が歌うように感情表現をする彼の演奏はテクニックを超えたものがあり、ロック・ギタリストの中でもNo.1だと思います。

そんな食わず嫌いのジェフ・ベックですが、ロック・ギターを弾いていれば避けては通れません。と言うことで、今回、初めて名作"Blow By Blow"のCDを買って聴きこみ、この曲に初めてチャレンジしてみたわけです。そして、弾いてみて分かりませしたが、やっぱり難しかったです。テクニック的には中級のロック・ギターですが、強弱のつけ方、音色の変化、弾いていて休む暇がありませんでした。

完コピとはいきませんが、なるべく彼の演奏に近くなるように弾いてみました。ただし、ニュアンスや音色は自分流になってしまったかもしれません。オリジナルの演奏は、軋むような高域のエレキギター本来の音色で演奏されています。80年代以降の中域がブーストされた甘い音色に慣れた耳には痛く感じるほどです。今回はその雰囲気をなるべく再現しつつ、彼の演奏より歪を抑えて、より生のエレキの弦の音が感じられるような音色にしてみました。自分なりには上手く音色をコントロールして弾けたかと思います。

で、演奏ですがジャジーなドラムとエレピは打ち込み、ベースは指弾きでライン録り、ギターはいつものストラトで、BOSS OD-2で軽く歪ませて、Line 6 PodでRoland JC-120のアンプ・シミュレーションです。

ジェフ・ベック・モデルのストラトで弾きましたが、この曲の当時は、彼はまだこのモデルは使ってなかったようですね。では、どうぞ!



(製作期間 : 2015年4月)

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コメント 2

rimix

凄い!
短期間でよくもこれだけコピーしましたね。
とあるギタリストがやればこうなる。みたいです。
サウンドは、今までとはちょっと違いますね、新鮮でした。
BECKに似てます。
オリジナルより泥臭さがなく、都会的な感じがしました。
イントロのボリューム奏法のところ、あのフワッとした音が出なくて長年悩んでますよ。
JEFF BECKモデルだからでしょうか?
BECKの違う曲もやってほしいです。(^^ゞ
by rimix (2015-04-18 21:37) 

ok-rock

>rimixさん
似てますか。あれこれ考えてもダメそうなので、前もって練習せずに一気に録音してしまいました。
音色は、歪を抑え気味ですが、自分なりには似るようにポジションやピッキングに注意してみました。
イントロは難しいですよね。自分はボリュームを途中までしか開けずに、ボリュームで音量が上げるのと自然と音が減衰するのが交差するタイミングを探しながら弾いてみました。
他の曲は、、、難しかったのでしばらく無理です(笑)
by ok-rock (2015-04-19 11:22) 

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