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アコギの話 [ギター演奏]

今回は、最近、ちょっと苦手を克服してきたアコギの話。アコギで録った曲もちょっとだけアップします。

自分はハードロックからエレキを始めました。自分の世代だとフォーク・ギターからエレキに移った人も多く、ほとんどのエレキ弾きはアコギもそこそこ弾けました。気軽にアコギも弾いている人達を見て、触ったこともない自分は、苦手意識を強く持っていました。

エレキを始めて十年ぐらいたって、ひょんなことから知人のアコギを譲り受けました。Morrisの"W-25"です。1stアルバムを作ろうと思っていた時期で、アレンジのバリエーションを増やすのに良いと思ったからです。ただ、その後も録音のために簡単なアルペジオや単音のメロディーなどを最低限弾くだけで苦手は変わらずでした。

その後、ギターや作曲・録音をやめていた10年ほど前、暇つぶしにと南澤大介さんの「ソロ・ギターのしらべ」の譜面を買って、たまにポロポロとフォンガー・ピッキングのソロ曲を弾き始めました。このシリーズは数冊買って、いろいろな曲を練習しましたが、やっぱりソロは難しくて全然歯が立ちませんでした。数年、やったりやらなかったりしているうちに、もともと興味のあったクラシック・ギターに移ってしまいました。どうも、クラシックの方が相性が良かったようで、南澤さんの楽譜も何とか弾けるようになり、アコギはまた埃を被ってしまいました。

アコギが復活したのは、4thアルバムの録音から。このアルバムはアコスティックなイメージにしたかったので、苦手なアコギによる伴奏を多用することになり、録音のためにかなり練習しました。2年も録音しているうちにアコギも上達しました。エレキもそうですが、自分にとって自分の作曲した曲を形にするために猛練習するのが上達の近道のようです。

あと、アコギの録音も上達しました。4thアルバムからコンデンサー・マイクのRODE "NT1-A"を使用するようになり、マイクとギターの微妙な位置関係で求める音が録れるようになりました。なので、アコギの録音やミックスでは、コンプレッサーやイコライザーなどはほとんど使わず、残響以外は素のままです。それまでは、ダイナミックマイクのSHURE SM57で録ってましたが、どうやっても良い音に録れず苦労してました。アコギを録音する方は、コンデンサー・マイクをお勧めします。

Morris W-25 & RODE NT1-A

と言うことで長くなりましたが、練習の成果のアコギの演奏です。有名曲の"My Way"をアコギの伴奏(アルペジオ)と単音弾きのメロディーで2本を重ねました。ベースは打ち込みです。実は、この曲を本格的にアレンジ中で録音中のパートを抜粋しました。完成はまた次回予定!
 
 

(製作期間 : 2015年3月)

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