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Guitar Solo <Bottle Neck> [ギター演奏]

ちょっと久しぶりにオリジナルの伴奏をバックにしたエレキのアドリブです。前回はネオ・クラシカルな速弾きでしたが、今回は一転してボトルネック奏法の古き良き時代のハード・ロック風のアドリブです。
 
Frying V & Bottle neck 
 
ボトルネック奏法は、リッチー・ブラックモアがたまにやっているのを聴いてからやるようになりました。しかし、本格的な奏法は練習していなくて自己流です。実は、昨年末にアップした"蛍の光"でボトルネック奏法の名手、故デュアン・オールマン風に挑戦しました。弾いてみてなかなか気持ち良かったので、あらためて挑戦しました。

滅多にやらないボトルネック奏法なのでそれなりの出来ですが、音程などの細かいことは気にせずにボトルネック固有のワイルドな感じを生かすように弾いてみました。もうちょっと上手くなったらオリジナル曲でも弾いてみたいと思ってます。
 
演奏ですが、ドラムとオルガンは打ち込みのシンセ(Roland XV-3080)。いつものベースMXR M80 bass d.i.+でかなり歪ませてます。ギターはフライングV、アンプシミュレーターはLine 6 POD 2.0でMarshall JCM800(1990年)、オーバードライブのBOSS OD-2で歪を足してます。 
 
 
 
ここから先はおまけです。ボトルネック奏法って何?って方もいるかと思いますので簡単に説明です。

ボトルネック奏法は左手の指にスライドバーをはめて弦の上をバーで押さえて弾きます。この時、バーは弦に触れる程度に軽く押さえ、弦がフレットに当たらないようにします。バーの位置で音程が決まるのですが、弦をフレットに押さえつけないのでフレット間の中間の音程も出せますし、音を出した後にバーの位置をスライドして変えれば自由に音程が変えられます。
 
音階から微妙に外れた音を出せるので、むせび泣くようなビブラートや叫ぶようなスライドなど感情表現が可能です。その代わりに音程を合わせるのが難しく、慣れないと音痴な演奏になってしまいます。

バーはガラスかステンレスなどの金属が一般的です。元々、ガラス瓶の先をちょん切った物が使われていたので、ボトルネックの名前があるようです。バーは薬指か小指にはめるのが普通で、自分は薬指です。バーをはめていない指で普通に押弦することもできますが、基本はバーのみなので細かな運指はできません。ブルーノートを含む微妙な音程が出せることもあり、ブルースでよく使われます。
 
(製作期間 : 2016年9月)  
 
Copyright 2016 Katsumi Ochiai 

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コメント 2

saia

おおー、ワイルド!\(^o^)/
ボトルネック奏法、一応知っているつもりでいたのですが、ok-rockさんの解説でしっかり理解することができました。
でもバーをスライドさせるだけで音程を取るなんて、とても難しそう、、、こんな風に弾けるok-rockさん、すごいなぁ!!
「蛍の光」もスゴイと思ったものでしたが、あれからもうすぐ1年になろうとしているのですね。
時間の経つ速さに驚いてしまいました。

by saia (2016-10-26 18:18) 

ok-rock

>saiaさん
コメントありがとうございます。
今回は勢いだけで弾いてしまってます。ロックっぽくて気に入ってますけど、本来のスライドバーはもっと人が歌うような繊細な感情表現が可能です。自分はとても無理ですけど、、、。
もう1年、、、自分はずっと前に感じてしまいます。時間の感覚が普通の人と逆ですね(笑)
そろそろ、今年の「蛍の光」のアレンジを考えなければなりません。どうしようかな?
by ok-rock (2016-10-26 22:01) 

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