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音楽で感動するということ [雑感]

自分は作曲を趣味としてますが、普通に聴く方もとても好きです。なぜ聴くかと言うと(月並みと言うか恥ずかしいですが)感動したい、心を動かされたいからです。でも、自分のようなおじさんになると珍しいようです。そのあたりをつらつらと書いてみます。

NewCDs


音楽に限らず、多くの芸術が人の心を動かすのは事実だと思います。でも、自分のようなおじさんになると、周囲の同世代で感動を持って音楽を聴いてる人は見当たらないですし、広いネットの世界でもとても稀です(ネットは実年齢が分からないので本当のところは分かりませんが、、、)。

おじさん・おばさんになると、いろいろと忙しいですし、ライブはもちろんCDを買ったりもしくなる人が多いようです。多くの人が青春時代に音楽から感動を得ていると思いますが、歳を取るにつれて忘れていきます。また、若い頃に聴いたバンドや曲のイメージから離れられないというのもあります。いつの日か「最近のバンドは聞けたもんじゃない」と思うようになってしまうようです。それが歳とともに薄れていく感受性と言うものの宿命なのかもしれません。

また、能動的に美術館などに行かないと体感できない多くの芸術と異なって、音楽は実際の演奏会(ライブ)に行かなくてもTVなどの周囲から否応なく聞こえてしまいます。歳を取るにつれて日常生活で聞き慣れていき、あらためて聴いて感動するというのが難しくなってしまう傾向があるように思います。それで、実際の演奏を聴きに行かなくてもいいやとなって、ますます感動を得る場から離れてしまいます。

自分の場合はいまだに新しいバンドや曲を聴いて「これはすごい」と感じることが続いてます。大体、2、3年毎にお気に入りのバンドや歌手が現れます。結構、聴くジャンルの幅が広いので、一つのバンドに固定されないのが、新しいバンドへ耳が向く要因かもしれません。また、作曲が趣味なので感受性を保ちたいという欲求がそうさせているのかもしれません。でも、単に移り気なだけかもしれませんし、頭の中が子供のままなのかもしれません。

タグ:音楽 感動
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ゆうのすけ

ありますよね!
私も音楽三昧(私は聴くONLYでしたが)の時間も取れなくなり新しいスタイルやバンド、アーティストが判らなくなって来ちゃいました。年に数曲これは好きかも!とときめいて新譜を買う事はありますが それもまれで・・・。逆に過去へ 60s、50sと掘りかえしちゃったり あまり聴いて来なかったジャンルに惹かれたりとか。近年では ”Suchmos(サチモス)”にハマったのが新しいところでしょうか。^^
何か表現する趣味を持っていると言う事は 感受性はまず必需ですものね!とても素敵なことだと思いますよ!^^☆私も単調になりがちな生活に ときめきを感じた時は ウキウキ以上にドキドキしちゃうことも!それはどの世代にも若さを保つ秘訣なのでしょうね!^^☆
by ゆうのすけ (2018-06-10 00:21) 

ok-rock

>ゆうのすけさん
コメントありがとうございます。
そうですね。仕事とかいろいろあってなかなか時間は取れないですよね。
自分の場合は車通勤で渋滞があるので、1日1枚はCDを聞く時間が取れます。ラジオも聞いて新しい曲を見つけたりします。実は、その時間が欲しくて、会社の近くに住まなかったりしてます。
作曲に感受性は確かに重要ですし、いつまでも持ってたいですね。新しい曲を聴いてドキドキしているうちは、お互いに気持ちは若くいられるかもしれませんね。
by ok-rock (2018-06-10 18:40) 

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