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メロディーは有限? [雑感]

今回は作曲についての雑記です。抽象的な話になりますが、メロディーの作り方についてです。

My notes

メロディーは五線譜に書けば、1オクターブで8個しかないドレミファの組み合わせです。シャープやフラット使っても12個です。組み合わせは有限でかなり限られます。自分のように、普通の人が歌える歌物だと音域は1オクターブとちょっと、しかもシャープやフラットがあまりつかないシンプルなアレンジなので、使う音は10個ぐらいです。組み合わせはとても少ないです。過去に作った曲の譜面を並べると同じような音の並びばかりです。

それでも、それなりに多くのバリエーションで作曲をしています。実は、メロディーを作る時に、長年の経験や知識を元に単純な音の並び以外にもそれなりに工夫をしています。

一つはメロディーにリズムを持たせることです。アレンジするであろう伴奏のリズム(強弱、アクセントを1小節の中でどこに置くか)を想定しながら、メロディーの譜割(各音の長さ)もそれに対応させます。具体的には、音程がいろいろ変わっても、譜割にはある程度、繰り返し伴った規則性を持たせます。

二つ目はハーモニー(コード進行)を考慮した音程の動きにすることです。同じ音の並びでも伴奏のコードが明るいか暗いかでイメージは大きく異なります。作曲時にはすべてのコード進行は確定しませんが、各部の最初と最後や盛り上げ場所は、望む雰囲気のコードが当てはまるように音を選んでいきます。

音楽の3要素は、リズム、メロディー、ハーモニーと言いますが、メロディーを作る際に他の2つも決まるように音を並べていくわけです。それによって、音の並び方だけではない多くの要素が内包されて、多くの曲が作れるわけです。何か難しい話でスイマセン、、、。

タグ:作曲
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