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音楽制作のペース配分 [雑感]

今回は現在の自分の音楽制作のペースについて書いてみます。あまり目新しいネタはありません。スイマセン。

Weekend.jpg

現在、自分はおよそ2か月に1曲のペースでオリジナル曲(主にボカロ曲)を作ってます。2か月と決めているわけではないですが、自分のペースでやっているとその間隔になります。基本、平日はお仕事なので、週末の土日のみの作業です。大体、次のような作業になります。

第1週 : 作詞・作曲
第2週 : アレンジ作業(打ち込み、ベースやエレキの仮録音)
第3週 : アレンジの続き、ボカロの調声
第4週 : ベース、エレキの録音本番
第5週 : 録音の続き、アレンジの仕上げ、仮のミックスダウン
第6週 : ミックスダウン、動画用のイラスト描き
第7週 : 動画作成、ネットへ掲載準備
第8週 : お休み

録音機材のある部屋に籠るのはアレンジ、録音、ミックスダウンの作業のみなので、実際の作業の半分以下です。ボカロの調声、イラスト描き、動画作成、ネット準備は、リビングにあるPCでの作業です。作詞・作曲もリビングでギターを弾きながらの譜面書きなので、リビングでの作業が半分以上になります。

最後の週がお休みとなってますが、必ずしも定期的にお休みをしているわけではありません。途中で用事があって作業が出来ない日もあるため、実際にはちょっとずつ遅れて8週目に終わって、すぐに次の曲を作る場合が多いです。なので、ほとんど休みなしで曲を作ってます。

ノルマがあるわけではないので作り続ける必要はないのですが、常に頭の中に作りたい曲の構想が溜まっているので、つい休みなくやってしまってます。また、曲が形になるにつれ、その先がどうなるかワクワクした状態になって、ついやりたくなってしまいます。途中には上手く作れなかったり、弾けなかったりの苦しみも多いですが、、、。と言うことで、マイペースな音楽性制作についてでした。

タグ:音楽制作
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なぜ買わないか? [雑感]

今回はギターやエフェクターなどの周辺機材の雑記です。本ブログをご覧になっている方なら分かると思いますが、最新の機材の話などは全く出てこなくて、逆になぜ買わないかという話です。

MyOldStratocaster


一応、楽器・機材紹介をこのブログにも書いてますが、自分のギターや周辺機材は数も少なくまた古いものばかりで恥ずかしい限りです。なぜ、新しいのを買わないかですが、ギターに限らず物欲がほとんどないと言う変わった性格に起因する点も大きいですが、本当の理由は上手に弾けるようになりたいからです。

ギターに限らず楽器が上手いとは、正確に弾くとか速く弾くのを基礎として、最終的には演奏で感情表現が出来ることだと思います。その為には、綺麗な音色が出せて、かつ多彩な音色が弾き分けられるかだと思います。これは、一流のクラシックの人の演奏を生で聴くと、いつも実感します。バイオリンの独奏などを聴くと、なぜそんなに美しく多彩な音が出るのかと感激します。

エレキ・ギターはアンプ(シミュレーター)やエフェクターでいろいろな音が作れます。ただし、それでは一音毎に音色を使い分けることはできません。感情表現をするためには、音色の使い分けは必須ですし、その為には機材に頼らず、右手と左手で多彩な音色を弾き分けられなければなりません。

それが出来るようになるためには、楽器を熟知する必要があります。しかし、複数の楽器をすべて熟知することは無理です。なので基本は1台、自分の場合はいつものストラト以外で感情表現を演奏することは出来ません。その点は、多くのクラシック畑の人たちも同じだと思います。1台の愛器と一心同体になるまで練習をしないと上手くはなれないと思います。

まあ、自分がそんな高レベルに達しているとは思いませんが、そうなりたいと思うが故に同じ楽器と機材にこだわってやってますし、やればやるほど音色のバリエーションが広がっていくのが実感できます。

そういうこともあって、最近はエフェクターもほとんど使わなくなりました。ただ、歪の度合いは右手左手だけでは限度があるので、オーバードライブ、ディストーションのみは補助的に使ってます。

タグ:機材 楽器 音楽
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上手くなるには? [雑感]

楽器をやっていれば誰もが上手くはなりたいと思います。でも、一流のプロの演奏を聴けば自分との腕の差は歴然。多くの人(特に初心者)は、「どんな練習をしたら上手くなれるのか?」の疑問を抱いて、ネットなどでその答えを探すと思います。今回は、ちょっと辛口でその疑問に答えてみます。

Paganini

結論から書くと上手くなるためには膨大な時間を練習に割く必要があります。効率の良い上達法はないと思います。「コツがつかめれば」と考える人もいるかと思いますが、そのコツを取得するためには、それができる筋力だったり脳の反射神経だったりが必要で、結局、それは膨大な練習でしか身につかないと思います。

上手い人は何年も生活のすべてを犠牲にして練習をしてきているはずです。そのためには食べたり、寝たりするのと同じぐらいに練習することが必然とならないと時間を確保することは難しいと思います。逆に、生活を犠牲にしてまで時間を確保できないのであれば、上手くなることよりも自分の技量の中で楽器を楽しむことに気持ちを切り替えた方が良いと思います。

そういう意味では、若い頃に練習を積んだ人は強いと思います。社会人より学生の方が時間に余裕があると言う点もありますが、楽器の練習に時間を当てることが日常となり、生活の一部となるからです。社会人になってから始めると、公私ともに過去の経験で慣れ親しんだ時間の使い方があり、そこに練習の時間を組み込むのが難しいと思います。どうしても余った時間で練習しようと思いつつ、結局、時間が余らなかった、、、の連続になりがちです。

クラシックの1流を目指すとなると人並みの生活を諦め、周囲のサポートも必要ですが、ロック・ギターではそこまでやらずとも十分に高いレベルに行けると思います。楽しくてギターを何時間も弾いちゃう、、、となれば、それで十分だと思います。それにしても人並みの娯楽は諦める必要がありますが、それよりギターが好きって言う人が上手くなるのだと思います。「好きこそ物の上手なれ」、、、ですが、「好き」のレベルが人並みではダメってことかもしれませんね。

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オリジナルと模倣 [雑感]

自分は趣味でオリジナル曲を作ってます。オリジナルなので他人の作品の模倣ではなく自分が創造した曲を作るわけです。当たり前のことですが、それが結構難しい。模倣から抜け出しオリジナルを作る。作曲に関わらず、オリジナルなものを作っている人は皆さん同じ悩みを持っていると思います。

Musics

作曲を学ぶためには多くの曲を聞いて理解し頭に入れていく必要があります。そのお勉強の過程で、誰もが知っている名曲の数々も頭にインプットされていきます。そして、自分が作りたいジャンルは自分が好きで聞いているジャンルでもあり、それらの曲も強くインプットされていきます。

何とか、お勉強をして作り始めると、どうしてもそれらの曲の影響が出てしまいます。自分でも「似ちゃったかな?」と薄々感づいているものの、出来た曲を第3者に聞いてもらった時に「〇〇に似てるね」と言う感想が、結構、グサッときたりします。

実際、ドレミという限られた範囲で作られるメロディーは、無数にあるわけではありません。プロの曲でも似たような曲はいくらでもあります。フレーズの一部やリズムやアレンジを抜き出せばいくらでも同じものはみつかるでしょう。でも、そのように楽譜として抜き出した時に似てる・似ていないと言うのは無意味なのかもしれません。

多くの人を感動させる曲には決して模倣とは言えないオリジナリティーがあります。それは、多分、その曲に込められた強い思いが聞き手に伝わるからだと思います。人の思い・感情と言うのは音符にも数値にも言葉にもできませんし、無限に多くの思いがあります。曲にその思いが表現できれば、唯一無二のオリジナルとなり多くの人を感動させることが出来るのかなと思います。

逆に作曲の初心者の頃は、インプットされた知識から音だけをなぞって曲を完成させるのに精一杯で、曲への思いのようなものを表現する余裕がないと思います。多くの曲を作っていくうちに、少しずづ表現したい思いと実際の音の関係が分かってきてオリジナリティーが生まれるのだと思います。

では、どうやって、その思いを曲に乗せるか? それを探してオリジナル曲を作り続けているわけですけど、やっぱりその答えは分かりません。誰にも分らないのかもしれません。作曲に限らず、多くの芸術はそうなのかもしれませんし、誰にも分らないからこそ感動があるのかもしれませんね。

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歌詞とテーマ [雑感]

自分はあまり得意ではないもののオリジナル曲を作る場合は詞も作ります。どんな詞を書くかは毎回悩みます。今回はそのあたりをつらつらと書いてみます。

Lyrics


作曲する時は、まず始めにどのような思い・感情を込めるかを決めます。それによって曲調がイメージできますし歌詞もそれに合わせて作ります。しかし、思いや感情はあいまいで抽象的です。そこに物語や実際の出来事があるのは稀で、そのままの抽象的な言葉を並べても詞にはなりません。

詞は言葉なので聞き手に具体的な事(人物、風景、出来事など)を想像させる力がありますし、それを想像させる言葉でないと聞く人の心を動かすのは難しいと思います。しかし、具体的すぎることを書いてしまうと多くの人は「自分とは無関係」、「自分はそうでない」と考えてしまい、詞に感情移入が出来なくなり、聞く人を狭い範囲に限定してしまいます。稀にごく限られた範囲(20代前半独身女性とか、、、)にだけ人気が出るバンドがいますが、そういうのは、まさにその世代だけが理解する具体的な詞のためだと思います。

もちろん、同世代に向けて赤裸々に自らの具体的な詞を書くのも一つのやり方ですが、やはり曲を作る以上、いろいろな思いでいろいろな曲を作りたい。そうすると詞を書くのがとたんに難しくなります。多くの名曲の詞を読むとそのあたりがとても絶妙にできています。どの世代・性別・環境でも自分の事として受け取れるような言葉でありながら、イメージが浮かぶ具体的な言葉でつづられています。

それらから気が付いたことですが、詞に書かれている具体的なシチュエーションと曲に込めた思いは別なのかなと思います。例えば、高校生の恋を歌うシチュエーションでも、その恋そのものを歌っているわけではなく、そこに込められた思いは作者がもっと大きな社会や世界に向けている別の思いかもしれません。だからこそ実際の高校生でなくても、それを聞いた多くの人の心を動かす何かがあるのだと思います。詞も小説などと同じようにフィクションなので、事実を書くことが正しいわけではないのです。

これが正しいかは分かりませんが、最近、自分はそのように作詞をしています。曲を作るきっかけとなった思いは、自分や家族などの身近な出来事だとしても、詞のシチュエーションは学生だったり若者だったり異邦の人だったりと思いを具体的に想像できるものに変えてます。その思いを伝えるのに最も当てはまるフィクションを創造しているわけです。だからこそ作るのが難しいのだと思います。

タグ:歌詞 音楽
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作曲が出来るようになるには? [雑感]

今回は漠然とした内容ですが、「自分にとって音楽とは?作曲とは?」みないたい事を書いてみます。

MyCDs1

自分は作曲と言う希少なことを趣味としています。カッコ良く言えば芸術・創造的な行ないであり、修得するまでに長い時間と相応の努力が必要です。どんな趣味でも極めるまでには、同じように時間と努力が必要だとは思います。しかし、作品が目に見えず既存の作品の模倣(絵画で言えば模写)が比較的が難しいこともあり、作曲でオリジナルなものを生み出すことは、ハードルの高い趣味ではあると思います。

しかし、そんな覚悟をして趣味としたわけではありません。子供の頃から何でも作るのが好きだったので、興味を持ったものは何でも自分で作ってみなければ気が済まない性格でした(今でも同じです)。なので、音楽を聴くのが好きになって、自然と自分で作ってみようと思っただけだと思います。

普通にCDやラジオで曲を聴くことと自分で作曲をすることは密接につながっていると思います。大量に曲を聴いて頭の中にストックされないと、曲を作る時にアイデアが浮かばないし、テクニックも身に付かないと思います。両者の関係は具体的には分かりませんが、100曲をじっくり何度も繰り返し聞いて、1曲出来るぐらいの比率のような気がします。なので、とにかくたくさんの曲を聴くことが重要です。

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また、特定のミュージシャンやジャンルのみを聞き続けていると曲が作れなくなります。無理して作ってもそのミュージシャンの模倣(パクリ)になってしまいます。やはり、オリジナルなものと言うのはゼロから生み出されるわけではなく、それまでに吸収したものを自分なりに組み合わせて、最後に一振りだけ自分独自のスパイスをかけて完成するのだと思います。そういう意味では、幅広く新しい作品を次々と聞き続けることも重要です。

結局の所、音楽を聴くのが好きで、中学生ぐらいから現在にいたるまで幅広く新しいバンドや曲を聴き続けてきたのが、結果として作曲ができるようになった素地になったと思ってます。そして、それらの曲を聴いて得た感動が、自ら作ろうと思う原動力になったと思います。

タグ:作曲 音楽
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好きなバンド・歌手 [雑感]

今回は自分の音楽の趣向についてつらつらと書いてみます。このブログでもお気に入りのCDを紹介してますが、結構、バラバラだと思います。そのあたりを書いてみます。

Favorites

自分の音楽の趣味は基本的にロック・ポップスですが、大きく分けてメタル系、テクノ・エレクトリック系、女性ボーカル系の3つのジャンルだと思います。自分はギター弾きでもありますが、楽曲でギターはあまり興味がなく、聴くのは歌が中心です。あと、クラシックも好きですが今回は割愛します。

メタル系と言ってもデス・メタルからメロディアスなものまで結構幅広いです。また、メタルではないですが、同じように過激なハードコア系のパンクも好きです。

テクノ・エレクトリックは、ビッグビート的なリズムが激しいのが好きで、ジャンルは全く違いますがメタル同様にゴリゴリの激しいリズムと言う点で、自分的にはあまり境目がなく聴いてたりします。

女性ボーカルは癖のある声や歌い方の人が好きです。そのツボにはまれば曲調にこだわりは少なく、アイドル系もばっちりOKです。ちなみに、メタルやテクノも癖のある女性ボーカルだとベストです。

もう一つの面は、かなり新し物好きだということです。もちろん、音楽を聴き始めた学生の頃の古いバンドや曲に思い入れがないわけではないですが、今ではあまり聴きません。時代毎の新しいバンドに食指が動きます。毎日のようにFMラジオやネットで新しい曲をチェックして、気に入るとCDを買って聴き込みます。

音楽は流行り廃りが早いので、特定のジャンルやバンドだけに興味が集中すると、次第に聴くものがなくなってしまいます。実際に80年代後半にメタルが死に絶えて21世紀になって新しいバンドが出始めるまでの空白期間は、メタル系は全く聞かずに当時流行りのテクノ系やパンク系を聴いてました。特定のバンドが好きと言うこともなく、いろいろなバンドの旬の時期のCDのみを買う感じです。

こんな感じなので趣向がかなりバラバラになってしまいます。ただし、自分は作曲が趣味なので幅広いジャンルを聴くことはとても勉強になるし必要な事なので、必然的にこうなってしまうのかもしれません。

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音楽で感動するということ [雑感]

自分は作曲を趣味としてますが、普通に聴く方もとても好きです。なぜ聴くかと言うと(月並みと言うか恥ずかしいですが)感動したい、心を動かされたいからです。でも、自分のようなおじさんになると珍しいようです。そのあたりをつらつらと書いてみます。

NewCDs


音楽に限らず、多くの芸術が人の心を動かすのは事実だと思います。でも、自分のようなおじさんになると、周囲の同世代で感動を持って音楽を聴いてる人は見当たらないですし、広いネットの世界でもとても稀です(ネットは実年齢が分からないので本当のところは分かりませんが、、、)。

おじさん・おばさんになると、いろいろと忙しいですし、ライブはもちろんCDを買ったりもしくなる人が多いようです。多くの人が青春時代に音楽から感動を得ていると思いますが、歳を取るにつれて忘れていきます。また、若い頃に聴いたバンドや曲のイメージから離れられないというのもあります。いつの日か「最近のバンドは聞けたもんじゃない」と思うようになってしまうようです。それが歳とともに薄れていく感受性と言うものの宿命なのかもしれません。

また、能動的に美術館などに行かないと体感できない多くの芸術と異なって、音楽は実際の演奏会(ライブ)に行かなくてもTVなどの周囲から否応なく聞こえてしまいます。歳を取るにつれて日常生活で聞き慣れていき、あらためて聴いて感動するというのが難しくなってしまう傾向があるように思います。それで、実際の演奏を聴きに行かなくてもいいやとなって、ますます感動を得る場から離れてしまいます。

自分の場合はいまだに新しいバンドや曲を聴いて「これはすごい」と感じることが続いてます。大体、2、3年毎にお気に入りのバンドや歌手が現れます。結構、聴くジャンルの幅が広いので、一つのバンドに固定されないのが、新しいバンドへ耳が向く要因かもしれません。また、作曲が趣味なので感受性を保ちたいという欲求がそうさせているのかもしれません。でも、単に移り気なだけかもしれませんし、頭の中が子供のままなのかもしれません。

タグ:音楽 感動
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作曲作業の様子 [雑感]

以前、ヘッドフォンの話題を書いた時に録音部屋での作業の様子を書きました。今回は、趣向を変えて、録音部屋以外での作業の様子を書いてみます。

Practicing guitar

作曲や録音の作業場所は大きく分けて2か所になります。録音機材を使わない作業は家族のいるリビングで、機材を使う作業は専用の録音部屋にこもって作業をします。いずれも、深夜(11時以降)は作業をしないことにしていますが、音漏れ(近所迷惑)のためというより、徹夜にならないように自分の健康管理のためです。

ギターの練習や作詞、作曲、ボカロの打ち込み(調声)は、家族のいるリビングで作業をします。練習など、録音以外でエレキを弾く時はアンプを通さずに生音です。大抵はリビングで弾いてます。家族がTVを見てたりしますが、ちょっと細長いリビングの両側に座るので、お互いにあまり気になりません。クラシック・ギターもよく弾きますが、こちらも生音は小さいので大丈夫です。アコギは音が大きいのでリビングで弾くのは無理ですが、元々、録音以外では弾かないので問題ありません。

作詞や作曲時は、クラシックかエレキで音を出しながらになりますが、同じようにリビングで作業をします。ただし、家族が見ているTVでCM等で大きな音で曲が流れてくると、音程がつられてしまので作業がやり難いです。作業を中断するか、ちょっとTVの音を小さくしてもらったりしてます。作曲時は口ずさんだり、鼻歌を歌ったりになりますが、これも大きな声で歌うわけではないので大丈夫です。

録音部屋にある古いPC(Mac)はボカロのアプリが対応してないので、リビングに置いてある最新のノートPCでやります。この作業だけはヘッドフォンをして作業をします。さすがにボカロの女の子の声が流れ続けるのは、家族も苦痛だと思っての配慮です。

いずれの作業も録音部屋にこもって一人でやることもできますが、元々、作曲は孤独な作業なので録音機材を使わない作業は家族のいるリビングでやるようにしてます。特に、作詞や作曲は非常に集中力が必要なだけに、長時間続けることは困難です。短時間集中して、合間に家族と話したり、いっしょにTVを見たりして頭を休めながらやるのが、結果として効率が良いようです。

と言うことで、録音部屋以外の作業もほとんどヘッドフォンを使わずに作業しています。演奏でも録音でも爆音を出してやるものと考えている人もいるかと思いますが、逆に大きな音を出さなくても作業ができることが長続きの秘訣かもしれません。

タグ:作曲
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どんな曲を作る? [雑感]

オリジナル曲を作るにあたって、どのような曲を作るかはとても難しかったりします。もちろん、趣味でやっているので「自分が作りたい曲を作る」なのですが、実際には作りたい曲が作れることは稀です。どんなに作曲やアレンジの修業を積んで、どんな曲でも作れるようになったとしても、歌や楽器の演奏の技量により出来ることが限られてしまうからです。

Notes!!!

例えば、どんなに感動的なバラードを作っても、それを歌いこなせるボーカルがいないとそうはなりません。逆に、超上手いボーカルが歌えばそれなりの曲でも多くの人を感動させることができます。
そして、作っている本人も両者の境目は微妙です。頭の中で感動的なバラードが思い浮かんだとしても、本当に曲が良いのか、上手いボーカルが歌っているのを想像しているだけなのかを判断するのはとても難しいのです。楽器の演奏でも同じことが言えます。

特に、歌や楽器を他人に演奏してもらう場合は、その制約が大きくなります。その演奏者の技量の制約の中で演奏を引き立てる曲にしないと目も当てられない結果になってしまいます。また、自作自演の場合は、自分の演奏技量に合わせて、、、となります。自分もそうですが、多くの作曲者は作曲やアレンジの習得に膨大な時間をかけているので、歌や楽器の練習は十分に出来ていないと思います。なので、やはり作りたい曲が作れないのが普通だと思います。

最近、自分はボカロを使った歌物を作ってますが同じことが言えます。ボカロは自分の下手な歌よりも良いですし、他人に歌ってもらうのに比べれば自由に自分の好みに合わせることができます。しかし、ボカロのキャラクターによって音域、発声、表情力などが限定されますし、本来の人間の歌と比べるとまだ表現力は狭く、歌えるジャンルもかなり制限されてしまいます。

いずれにせよ、どんなやり方をやっても演奏の制約はつきものなので、その中で作れる曲を作るしかないとは思います。それを枠にはまった表現の制約と捉えるか、その中で無限の可能性を探るかは考え方次第かもしれません。と言うことで、作曲に限らずどんな創造的行為にもついて廻る、ちょっと難しいお話でした。


タグ:作曲
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