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弦交換 [雑感]

今回はギターとベースの弦の交換のお話です。写真はアコギ、エレキ、クラシックの各ギターとベースの弦です。使っている弦の種類は以前の記事(こちら)を参考にしてください。

ギター&ベース弦

先月まではサラリーマンだったので何だかんだと忙しくて、ギターとベースの弦の交換を先の伸ばしにしてました。1年以上(2年以上?)も交換してないかもです。

自分は交換してしばらく経った後のマイルドな音色が好きなのであまり弦交換はしない方です。でも半年毎ぐらいには交換したいですね。今回は長らく交換してなかったので、ギターもベースもさすがに元気のない音でした。

オーディオとMIDIのインターフェースが結構な値段で通販のポイントが溜まったので各ギター用は3セット入りのを購入。ベースの弦も含めると1万円ぐらいしますからね〜。ポイントが使えて良かった!

5本を順番に交換します。でも、交換するの面倒臭いんですよね〜。

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旧Macのデーター整理 [雑感]

先週も書いたように音楽制作環境の刷新を進めてます。今回は古いシステムの整理についてです。

新しいMacとLogic Proの習得を進めてますが、同時に古いシステムも整理しなければなりません。20年以上の隔たりがあるので新旧の互換性はほぼなく移行するデーターは僅かなので、不要と言えば不要ですが、一応、古いシステムで作ってきたデーターも整理してます。

古いMacなのでUSBもWiFiもなくデーターの保存はMOかCD-Rです(もはやMOディスクを知っている人は少ないでしょうね)。いつ壊れるか分からないこともあって、今までもこまめにバックアップしてました。なので、直近のデーターをCD-Rへ保存と過去のCD-Rの整理だけですが一、それでも1日がかりでした。

結果は写真です。20数年かけて古いMacで作成してきたデーター。上段のファイルと中断のバラを合わせてCD-Rが91枚です(一部、重複バックアップもあります)。下段はMOディスク25枚、こちらはCD-Rへコピーしてすべて空です。

CD-R & MO

今時ならUSBメモリー1個に入りますね。時代は変わりましたね〜! 多分、バックアップしても使うことはないので押し入れの肥やしになると思います。過去にもシステムが変わるごとにカセットテープやフロッピーディスクなど、今となっては読み込みができない媒体が山ほど残ってますが、どうしたものですかね?

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曲作りのプロデューサー的観点 [雑感]

自分は一人で曲作りのすべての作業を行ってます。一人で作るのは好きなようにできる反面、いろいろな局面で判断に迷うことになります。判断してくれるプロデューサーがいたらと思う時も多々あります。

Mixing now

曲が完成するまでには多くの工程があるので、それらでたくさんの判断に迫られます。例えばメロディーに詞を当てはめてる時、良い言葉が浮かんでも字余りだったらメロディーを変えるのか諦めて良い詞を捨てるのか、アレンジの時もギターでカッコ良い伴奏が弾けても、やっぱりシンセの方が良いか、などなど悩みは尽きません。

一人で作っていると得てして自分の得意な方や楽な方に流されがちです。自分の場合、作詞より作曲、シンセ(鍵盤)よりギターです。ミックスダウンの時も自分が好きな音を目立たせてしまいがちです。過去の経験では、それに流されると完成した後に後悔することになります。

プロのように集団で作っていればプロデューサー的な人が客観的な判断をするのでしょうけど、どうやっても一人で客観的な判断は無理です。そして、多くの失敗を重ねて自分なりの方法を見つけました。

それは、どちらか判断に迷ったら、まずは自分の好きな方・得意な方を諦めてみる、、、と言うことです。上記の例ならメロディーを変える、シンセを弾いてみるです。それで辻褄が合うならそれで良しとしています。得意な方はいつでもまた別の曲で活躍できるので、迷うぐらいに拮抗してるなら不得意な方を優先する、客観的な判断をするために不得意な方をひいき目に見る感じですかね。

創造には苦悩がつきもの、、、ですけど趣味でやっていて苦しむのも嫌なのでこんな感じでやってます。

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マイク録り [雑感]

今回は曲作りにて、ボーカルやアコギなどのマイク録りについての雑記です。

Mic recording

趣味で曲を作る人は、自分も含めて多くの人はPCを使って曲を作る、いわゆるDTMだと思います。楽器も打ち込みと呼ばれるPC内のシンセサイザーの演奏が主流です。今時のシンセはとてもリアルなので、大抵は実際に楽器を弾かなくて打ち込みで何とかなると思います。

なので、アコギなどの電気仕掛けでないアコースティックな楽器を演奏してマイクで録音する人はとても少なくなってきています。まったくマイクを使わない人の方が大多数かもしれません。

自分はアコギやクラシック・ギターでマイク(RODE NT1-A)録りをやります(とても稀に歌録りも)。しかし、打ち込みと違って演奏を間違えたらやり直しですし、ちゃんと弾けてもノイズが入ったり録音のレベルがバラついたりと、なかなかベストテイクは録れず、何度も弾き直すことになります。

出来ればやりたくないマイク録りですが、マイク録りには独特の音があり、その音欲しさに頑張って弾いてます。それが何かは表現が難しいののですが、多彩な音色と空気感ですかね。マイク録りだと音程がある実際の音の他に楽器や弾いてる人間のいろいろな音も混ざります。例えば、ピックが弦に当たる音や腕がギターにこすれる音です。

それらが混ざることにより音色に厚みや深みが出る気がします。ただし、いづれもノイズとは紙一重です。不用意に弾くと、それらは盛大なノイズとなってしまうので、余計な動きをしないように慎重に慎重に弾いて、それらの音がちょうど良い配分になるようにします。

と言うことで、やはりマイク録りはとても難しく、とても疲れます。やっぱり、出来ればやりたくないですね、、、。

タグ:録音
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メロディーは有限? [雑感]

今回は作曲についての雑記です。抽象的な話になりますが、メロディーの作り方についてです。

My notes

メロディーは五線譜に書けば、1オクターブで8個しかないドレミファの組み合わせです。シャープやフラット使っても12個です。組み合わせは有限でかなり限られます。自分のように、普通の人が歌える歌物だと音域は1オクターブとちょっと、しかもシャープやフラットがあまりつかないシンプルなアレンジなので、使う音は10個ぐらいです。組み合わせはとても少ないです。過去に作った曲の譜面を並べると同じような音の並びばかりです。

それでも、それなりに多くのバリエーションで作曲をしています。実は、メロディーを作る時に、長年の経験や知識を元に単純な音の並び以外にもそれなりに工夫をしています。

一つはメロディーにリズムを持たせることです。アレンジするであろう伴奏のリズム(強弱、アクセントを1小節の中でどこに置くか)を想定しながら、メロディーの譜割(各音の長さ)もそれに対応させます。具体的には、音程がいろいろ変わっても、譜割にはある程度、繰り返し伴った規則性を持たせます。

二つ目はハーモニー(コード進行)を考慮した音程の動きにすることです。同じ音の並びでも伴奏のコードが明るいか暗いかでイメージは大きく異なります。作曲時にはすべてのコード進行は確定しませんが、各部の最初と最後や盛り上げ場所は、望む雰囲気のコードが当てはまるように音を選んでいきます。

音楽の3要素は、リズム、メロディー、ハーモニーと言いますが、メロディーを作る際に他の2つも決まるように音を並べていくわけです。それによって、音の並び方だけではない多くの要素が内包されて、多くの曲が作れるわけです。何か難しい話でスイマセン、、、。

タグ:作曲
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歌詞、短歌、日本語 [雑感]

自分は歌物を中心に曲を作ってますが、作曲と作詞を合体させる、つまりメロディーの音数と詞の文字数を合わせる作業はなかなかコツがいります。この辺りの雑記をつらつらと書いてみます。

My lyrics

音符の数と文字の数を合わせることは決められた文字数で言葉をつないでいくことで、やってることは短歌や俳句と同じです。自分は短歌などを学んだことはありませんが、五七五七七で何か書けと言われると、あまり悩まずに出来てしまったりします(短歌としての出来の良し悪しは分かりませんが、、、)。やはり、歌詞を作ることで、文字数に制限がある中で言葉を選ぶ訓練が出来ているのかもしれません。

日本的な雰囲気のある歌は五七調の文字数になっていることが多く、特にボカロ曲には多いようです。自分も意図してやる時があります。短歌も本来はメロディーがある歌が由来なので、五七調の言葉をメロディーに乗せることは日本人の琴線に触れるのだと思います。

逆に、英語は1文字=1音ではないですし、母音のない子音中心の発音によって前後の単語がつながって発音されたりと音数がはっきりしない場合も多く文字数と言う概念がありません。なので、英語圏では短歌・俳句的な文字数に制限のある文学は生まれなかったのだと思います。

その曖昧な文字数のせいか、シンコペーションなどリズムと合ってない発音も多いです。ただ、それが流れるようなメロディーだったりスピード感のある展開だったりと、ロックやポップス、いわゆる洋楽的なノリの源泉だったりします。自分もこれは意識してやっていて、小節の頭にある音を8分音符分だけ前にシンコペーションさせてノリを変えたりしてます。

とかとか、曲の雰囲気は歌詞の文字数でもかなり変わる、、、って雑記でした。

タグ:歌詞
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激しくうるさい音楽 [雑感]

自分は幅広く音楽を聴きますが、ハードロック・ヘビーメタル・ハードコアなどの激しい音楽はかなり大好きです。ハードロックが生まれたのは1960年台後半ですが、その後、いろいろと形を変えながらも激しくうるさい音楽は常に存在します。そのあたりを取り留めなく書いてみます。

M & M's CD.jpg

音楽も芸術の一つで感動を得るものであるとすると、心を揺さぶられるような美しい音楽は、まさにそれに当てはまると思います。しかし、時に人の気持ちを逆なでする激しくうるさく暴力的な音楽が、なぜ一定の需要があるのかは謎と言えば謎です。

過去には犯罪的で暴力的な心を持った人がそれに同調するので、ハードロックみたいな音楽は禁止すべきだ、、、みたいな極論もありましたが、今では現実は全く無関係だと信じられています。また、時代をさかのぼれば、一部のクラシック曲は、当時の基準ではハードロック的に激しく凶暴で賛否両論があったりしたそうです。初演時に罵声と歓声で音が聞こえないほどだったと言われているストラビンスキーの「春の祭典」などはまさにそうですね(今でも大音量で聴くととても凶暴です)。

結局、それらの激しい音楽は一部の人間の何らかの感情と波長が合うのだと思いますが、その感情は暴力的なものではない気がします。自分としては、一種の高揚感だと思います。ただし、恋や愛や友情などの人間に対する感情ではなくて、この世界に対するものです。何らかの世界が変わるのを経験した時、もしくは自分が世界を変えた(と思った)時、その高揚感だと思います。

なんだか説明が難しくて抽象的になってしまいましたが、そういう感情は10代後半から20代前半に誰もが感じるかと思います。そういう感情を音楽に求めた若者が激しい音楽を求めるのかなと思います。なので、若者が音楽を聴く限り、いろいろと形を変えつつも激しくうるさい音楽は存在し続けると思います。

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音楽って何? [雑感]

今回は、とても取り留めのない雑記です。そもそも音楽って何だろう、、、と言う疑問です。答えはないとは思いますが、たまにそんなことを考えるので書いてみます。すべて私見です。


9th score.jpg


音楽に限らず、多くの芸術は人間の感情を形に変えたものだと思います。絵画であれば心を動かされた風景だったりの何らかの画像を絵にしていくのだと思います。ただし、実際に見たものを描くと言うより、そこで感じた感情を絵として具体化するのだと思います。その過程で現実の画像が感情に抽象化されるので、ピカソのように凡人には理解できない(けれど何か凄い)絵となる場合も多々あります。

音楽の場合、他の芸術と違って現実の元が何なのかがよく分かりません。川のせせらぎや風の音などの自然の音、また人間の会話や叫び、泣き声など、実際の音が元になっているのはとても少ない気がします。

では、何かと言うと、すべての人間の感情が対象だと思います。例えば風景を見て感動した心情、人を愛した時の心情など、あらゆるものが元となって、それを音として具体化するのだと思います。風景から絵画、言葉から小説のように同じ形態に具体化するものと違って、音楽は元が様々なので、とても分かりにくい芸術だと思います。実際に、何の予備知識もなくクラシック曲を聴いて、作曲家が何を思って作ったかを当てるのは至難の業だと思います。

実際の所、例えば、山を描いた絵画でも作者は山そのものに心を動かされたわけではなく、そこから波及するに何かに心を動かされているわけで、やはり絵画であっても作者の気持ちを当てるのは難しいです。ただ、分からなくても「綺麗な山の絵だね」でシンプルに感動するのもありだと思います。

音楽の場合も、歌物なら単純に歌詞の表面的な設定に感動するのもありですが、1回聴いただけで歌詞を聞き取るのは難しいですし、いずれにせよ理解が難しい芸術だと思います。でも、歌詞が分からなくても、メロディーを覚えなくても、始めて聴いて心を動かされる時もあります。理解するしないは関係ないとも言えて、結局、音楽ってなんで感動するのか分からない不思議なものですね。

タグ:音楽
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ボカロ曲を作ること [雑感]

現在、自分はボーカロイドを使った歌物の作曲を主として活動をしています。ボカロを使い始めて、まだ3年ぐらいで、それまではエレキを主としたインスト物を多く作ってました。ここに至る経緯を雑記的に書いてみます。

Vocaloid MEIKO.jpg

自分は、元々、ポップスやロックなどの歌物が好きで音楽が趣味になり作曲へと進みました。クラシックを除くとインスト曲には興味がなく、当初から作曲も歌物が作りたかったのですが、自分は歌が下手ですし、周囲に歌ってくれる人もいませんでした。仕方なく歌物のつもりでカラオケ的な物を録音してましたが、それでは完成品にはならないので、次第にギターのインスト物を作るようになりました。

途中、バンドをやってた時は、自分のオリジナル曲を歌ってもらったりしました。また、下手は覚悟の上で自分で歌って録音したこともあります(とても発表出来る出来ではなかったです)。依然として録音して作品と残せるのはインスト物だけで、本来、作りたい歌物が作れずに何年もモンモンとしていたのでした。

そこで、現れた救世主がボカロでした。多くのボカロはアイドル系(声優系)なので、自分が作るロック系は無理だと思っていました。それでも何とかならないかと調べているうちに見つけたのが、今使っているMEIKOのボカロでした。シャウトまでは無理ですが、ハードロックもいける力強い声質なので、これなら行けると思いました。

今まで作りたくとも作れなかった曲が作れるようになり、現在はとても充実してます。もちろん、ボカロで歌わせられる範囲は狭いので何でも歌えるわけではないですが、当面はMEIKOで多くの曲を作れそうです。ボカロ自体はブームが過ぎた感もありますが、音声合成自体は進歩していくと思われるので、先のことは心配せずに作りたい曲を作っていこうと思ってます。

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機材の進歩と習得 [雑感]

今回は、ちょっと取り留めのない作曲の話。機材の進歩と習得と言う作曲に限らず普遍的な難問です。

Studio One_Piapro.jpg

今のようにコンピューターがなくアナログのレコードの時代では、作曲を覚えることは複数の楽器を習得することから始まり、何をするにしても勉強して練習して覚えての試行錯誤でした。何年もかけても1曲目の完成にたどり着く人は稀でした。逆に今ではPCとアプリを買いプリセットしてある素材を組み合わせれば、あっという間に曲らしいものが出来てしまいます。

技術の進歩により、素人でもプロに近い製作が出来るのは作曲に限ったことではないと思います。特にコンピューターの恩恵を受けやすい分野では顕著です。技術の進歩は否定できませんし、今の時代に昔のように何年も苦労することが良いとも思えません。

特に、楽器の習得はとても時間がかかるので、作曲を目指す人にとっては大きな負担です。しかし、PCの恩恵で楽器の習得が不要になったからと言って、初心者うちにPCの力で曲らしきものが出来てしまうことが良いことなのかと言うとそうとも言えません。

作曲に限らず何かを習得するためには、その前段階に多くの知識の吸収が必要だと思います。作曲なら多くの曲を聞いて、それらがどんな楽器のどんなフレーズで出来ているかを分析して、系統立てて知識として吸収する必要があります。楽器を習得するとなると、その過程で何年もそれをやらざるを得ない状況になるので、楽器が弾けるようになるころには知識も溜まり作曲の準備も整います。

技術の進歩で曲らしきものはすぐに出来ますが、知識が足りない状態では、自分の作りたい曲にはならないでしょう。曲は出来たけど何か違うとモンモンとすることになるかと思います。やはり、知識の吸収のためには、それから何年も勉強が必要だと思います。ただし、曲の分析もコンピューターの力が手助けしてくれますし、勉強する時間も短縮できると思います。それだとしても長い年月がかかるのは変わらないと思います。

タグ:習得 作曲
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