SSブログ
ギター演奏:カバー曲 ブログトップ
- | 次の10件

"上を向いて歩こう" [ギター演奏:カバー曲]

今回は、名曲のカバー。故坂本九さんの"上を向いて歩こう"をエレキとクラッシク・ギターのオリジナル・アレンジで仕上げました。

Classic guitar & score

この曲は、悲しい歌詞を明るく歌う、とても切ない名曲ですね。勇気付けられる曲で大好きです。また、全米No.1ヒットになった唯一の日本人の歌だそうです。

この曲にまつわる思い出を少しだけ、、、

- - - - - - - - - - - - - - - - - - 

十数年前にブラジルへ行った時のお話です。所用の合間、週末にリオデジャネイロへ観光へ。ガイドさんに昼間は有名観光スポットへ連れて行ってもらい、夜になったら数百人以上入るホールで盛大なサンバ・ショーヘ。サンバ以外にも外国人観光客に分かるようなコントや曲芸などなんでもありな感じで楽しめるショーでした。

ショーも終盤、最後の盛り上げは、お客さんを舞台に上げて、その国の有名な曲を歌わせるというものでした。曲のカラオケが始まると司会者が国名を言って、我こそはというその国のお客さんが舞台へ上がって歌います。さすがに観光都市のリオだけあって、次から次へといろいろな国のお客さんがその国の有名曲を歌います。素人の歌とはいえ、世界中から人が集まっているのが実感できてとても楽しいです。

そのうち聴いたことのある曲が、、、"上を向いて歩こう"です。当然、司会者は「Japan!」を連呼。他にも日本人がいたと思ったので他人事と思っていたら、入口で別れたはずのガイドさんが表れて、舞台へ行けとせかします。なんだか分からないまま、連れの2人とともに舞台へ駆け上がって歌いました。

歌ってみれば楽しいものですね。あんなに大きなホールで歌ったのは最初で最後だと思います(バンドでギターなら何度か大きいホールでも演奏したことはありますが)。ただ、当時は歌詞がうろ覚えだったのが残念でした。

ネットで見ると今でもショーはやっていて日本人向けの曲は、やはり"上を向いて歩こう"のようです。リオへ行かれる人は、歌詞を覚えていきましょう!

- - - - - - - - - - - - - - - - - - 

と言うことで、そんな思い出もある大好きな曲。いつも、カバーは2分程度の簡単なアレンジが多いですが、今回はフルコーラスでカバーをしました。

演奏ですがドラムとピアノは打ち込み。ベースは指弾きでライン録り。クラギはマイク録り。エレキは、いつものストラト、SUHR RiotとLine 6 Pod2.0の組み合わせでいろいろと音作りをしています。
 

(製作期間 : 2015年1月)

nice!(13)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

"チャイコフスキー 交響曲第五番 第二楽章"から(Guitar Ver.) [ギター演奏:カバー曲]

今年最初の作品は、クラシックの曲を題材にエレキギターの演奏です。曲は、チャイコフスキーの交響曲第五番の第二楽章から冒頭の抜粋です。

最近はクラシックなどの曲をオリジナルのアレンジで演奏してましたが、今回は原曲からアレンジは変えずに、ソロをとっている管楽器をギターに置き換えただけで演奏しました。第二楽章は約14分の曲ですが、今回は冒頭の3分程度で無理やり終らせています。この後、チェロによる美しい演奏が続きますので、ぜひ原曲も聴いてみてください。

この第五番の第二楽章は、冒頭の弦楽器の低音による和音の序奏とその後のホルンのソロがとても美しくて気に入ってます。しかし、実際にギターで弾いてみて分かりましたが、このホルンの演奏はとても難しいです。テンポが遅いのでテクニックはいりませんが、走らないようなリズムの取り方、伴奏の和音との微妙な響かせ方など、とても1流のオーケストラの演奏者のようにはいきませんでした。まだまだ修行が足りませんが、それに気が付いただけでも今回の収穫だったと思います。

余談ですが、昨年末のベートーベンの第九に続いて、またまた譜面読みが大変でした。特に、多くの管楽器は移調されて譜面になってます。ホルンはF(ヘ長調)、クラリネットはA(イ長調)などです。それらの楽器の演奏者にとっては、その方が楽なのかもしれませんが、ギターで弾こうとするととても混乱します。慣れるしかないですけど、、、難しいですね。
チャイコフスキー No.5 II 楽譜
演奏ですが、バックの弦楽器(バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス)は打ち込みによるシンセサイザーです。原曲でホルン、クラリネット、オーボエ、ファゴットの独奏(ソロ)をギターで音色を変えて弾き分けています。ギターはいつものストラトで、Line 6 Podのアンプ・シミュレートで、メインのホルンのパートにはRiotも使っています。
 
 

(製作期間 : 2014年12月~2015年1月)


nice!(7)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

"第9交響曲" ベートーベン(Guitar Ver.) [ギター演奏:カバー曲]

今回はベートーベンの第9交響曲の有名なメロディーをギター中心のオリジナル・アレンジにしてみました。

先日、機材紹介を兼ねて、このメロディーをベースで演奏しましたが、実はこのアレンジの準備をしている時に録ったものです。お聴きすると分かりますが、今回はベースが活躍するアレンジにしました。

昨年もこの曲をアップしていますが、昨年のバージョンは、ベートーベンというよりも、それを元にしたレインボウの"Difficult To Cure"のカバーでした(カバー曲のカバーですね)。実は、昨年もベートーベンを元にアレンジをしようと思ったのですが、交響曲の楽譜を解読するのはとても難しく、そうそうにギブアップをしてしまいました。長大な楽譜の量に圧倒されますし、また楽器によってト音記号ともへ音記号とも違う記譜法に基づいているため、各パートの音程を読み取るだけでも大変です。

第九交響曲楽譜

今回はリベンジと言うことで頑張って譜面を読み解いてアレンジをしました。テーマを4回繰り返してますが、最初の3回はベートーベンの楽譜通りの演奏です。弦楽器による最初の主題提示部で、楽器をギターとベースに置き換えて演奏しています。譜面読みに時間がかかってしまい、年末、ギリギリになってしまいました。そして、最後の一回は聴いてのお楽しみで!

演奏ですが、ドラムとファゴット(バスーン)は打ち込み。ベースは、基本、指弾きでライン録り。アコギの伴奏はマイク(Rode NT1-A)録り。エレキギターは、基本的にストラト+Line 6 Podであれこれと音作りをしてます。パート数も多いですが、同じパートも2回重ねるなどで、最大8パート重なってます。最後にリズムが入ってからのみ、フライングVのバッキングと自分にしては珍しいベースのピック弾きをしてみました。

と言うことで、まだまだやり切れてませんが、12月中に公開しないと意味がありませんので時間切れ。でも今年、最高の力作にはなりました。では、お聴きください!

 

 (製作期間 : 2014年12月)

nice!(11)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

"What A Wonderful World" ルイ・アームストロング [ギター演奏:カバー曲]

しばらくクラシック曲のカバーが続きましたが、今回はジャズのスタンダードナンバー、ルイ・アームストロングの歌による"What A Wonderful World"をギターでカバーしました。

POD & OD-2この曲もとても有名な曲で、CMなどで聴いたことがあるのではないでしょうか。とてもシンプルで美しいメロディーで、この世界の素晴らしさを歌った歌詞もとても素敵です。

原曲はギターのアルペジオとストリングスのシンプルなアレンジです。今回は、アルペジオのパートをピアノに変えて脇役にして、ストリングスの代わりにエレキとアコギの伴奏をメインにしました。少し、オールドスタイルのロック・バラード風の味付けにしてみました。

メロディーはエレキで弾いてます。自分の演奏スタイルは、楽譜に忠実に淡々と弾く方だと思いますが、今回はルイ・アームストロングさんの歌を模して、ねちっこくブルース・フィーリングで弾いてみました。しかし、ルイ・アームストロングさんの歌には到底及びません。譜面では表せない絶妙のタイミング感は本当に素晴らしく、いつかはこんな風にギターが弾けるようになりたいですね。

演奏ですが、ドラムとピアノは打ち込みです。ベースはアナログのアンプシミュを通して録音、アコギはマイク録り、ギターはストラトで、バッキングはLine 6のPODでVox AC30アンプのシミュレートです。

メロディーのギターは、BOSSのオーバードライブOD-2とLine 6のPODでRoland JC120アンプのシミュレートの組み合わせです。OD-2は、始めてターボ・モードを使って録音をしました。このターボの機能、音が悪くて使えないと、先日のブログに書いたばかりですが、何気にONにしてみたら、とても甘くて良い音。今までは先入観で敬遠してましたが、どんな機材も弾き方次第ですかね。この音に合わせて弾けるだけの技量が付いたのかもしれません。
では、どうぞ、お聴きください!

 (製作期間 : 2014年9月)


nice!(9)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

"アヴェ マリア" - シューベルト [ギター演奏:カバー曲]

今回もクラシックから"アヴェ マリア"です。以前、グノー/バッハの作品をカバーしましたが、今回はシューベルトの"アヴェ マリア"です。

Ave Maria - Schubert & Stratcastar

"アヴェ マリア"を題材にしたクラシック曲はたくさんありますが、なかでも、このシューベルトの歌曲は最も有名です。シンプルですがとても美しいメロディーで優しく歌い上げます。「歌曲の王」と呼ばれるだけあって、さすがシューベルトの作品です。

原曲はグノー/バッハと同様にピアノの伴奏にソプラノの歌の構成です。今回もグノー/バッハと同じアレンジとしました。ピアノはそのまま、オリジナルアレンジの弦楽4重奏を加えて、ソプラノのメロディーをエレキ・ギターで弾きました。ピアノと弦楽器は打ち込みです。

演奏ですが、原曲は3回繰り返しですが、2回に短縮しました。1回目と2回目で音域・音色を変えてます。最後に少しだけ原曲にないハモリも入れてます。フレーズの歌わせ方は、前回と同様に、ソプラノ歌手、故マリア・カラスさんの歌を参考にしました。とても情熱的な歌い方なので、ギターで弾くのにとても苦労しました。

ギターの設定は、すべてストラトで、Line 6 POD 2.0とSUHR Riotと最近お気に入りの組み合わせです。

 (製作期間 : 2014年9月)


nice!(9)  コメント(7)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

"Amazing Grace" [ギター演奏:カバー曲]

今回は、有名な讃美歌"Amazing Grace"です。エレキギターをメインにオリジナルのアレンジをしました。

"Amazing Grace"は、CMやスポーツの応援歌、結婚式など、よく耳にする有名な曲です。元は18世紀に作られた讃美歌だそうですが、現在、聴かれるメロディーの由来については所説あるそうです。歌詞の由来からか、元の讃美歌からブルースぽいアレンジに変わってきたようです。

今回のアレンジは、ピアノとアコギの伴奏にエモーショナルなギターの演奏をのせました。あえてブルースっぽくせずに、また少し抒情的なコード進行を選びました。

前半と後半で大きくアレンジを変えてます。前半は枯れたトーンのギターでしっとりと、後半は4本のギターを重ねてドラマチックに。1分半の短いアレンジですが、とにかく感情を込めて弾いてみました。最近は、少し、ギターを歌わせることができるようになってきた気もしますが、どうでしょうか?

演奏ですが、ピアノとコントラバスは打ち込み。アコギはマイク録り。エレキは、すべてストラトで、Line 6 POD 2.0とSUHR Riotの組み合わせです。

POD,Riot & Code

前半の枯れた音色のみRiotは使わずにPODのみです。"Line 6 Crunch"と言うアンプモデルで、Dumbleのアンプを元にしたPODオリジナルのアンプモデルのようです。PODでは、この音色がとても気に入っていてよく使います。今回も絶妙な歪みで録れました。では、お聴きください!

 (製作期間 : 2014年8月)


nice!(7)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

"カノン" - パッヘルベル [ギター演奏:カバー曲]

久しぶりのカバー曲。パッヘルベルのカノンです。とても美しく大好きな曲です。

パッヘルベルのカノン

原曲の3つのバイオリンのパートをエレキギターで弾き、残りのチェロ、ハープシコードは打ち込みです。いずれもアレンジはせずに原曲に忠実に弾いてます。

以前、この曲をロックギターにアレンジしたCanon Rockの演奏を紹介しましたので、よろしかったら、そちらもご覧ください → こちら

この曲は、数あるクラッシックの名曲の中でも特に有名な曲。知らない人はいないのではないでしょうか。せっかくなので簡単に曲の解説を、、、。

この曲は、1860年頃に作曲された典型的なバロック音楽です。曲名は、「カノンとジーグ ニ長調」で、2曲がセットになってますが、ジーグの方が演奏されることはあまりありません。

カノンと言うのは、音楽の様式を表す名称で輪唱と訳します。一般的には同一のメロディーを少しずつずらして演奏する形式のことを言います。よく知られているのは「カエルの歌」ですね。実際のカノンは、もっと複雑な場合が多いのですが、パッヘルベルのカノンは、「カエルの歌」と同様に、もっとも単純なタイプです。3台のバイオリンが全く同一のメロディーを2小節ずらして演奏されます。

チェロ、ハープシコードの伴奏は2小節の繰り返しで、コードは1拍毎に変わり、コード進行は次のようになります。キーは、D(ニ長調)です。

D - A - Bm - F#m - G - D - Em/G - A

シンプルですが、とても心地よい響きですね。このコード進行はカノン進行と呼ばれ、その後も多くの曲で使われています。作曲をする方は、覚えておいて損はないと思います。

話は変わってギターの音色ですが、歪ませてバイオリンっぽくしたらバロック的な軽やかさがありませんでした。そこで、木管楽器のような音色を狙ってソフトに弾いてみました。ちょっと変わった音色になりましたが、自分的には満足です。参考にギターのセッティングを書いておきます。録音時はギターのボリュームを細かく変えてます。また、残響はミックス時に足してます。

ギター : ストラトキャスター - フロント・ピックアップ
ディストーション : SUHR Riot - Dist:1、Tone:4、Level:6、Voice:センター
アンプシミュ : Line6 POD2.0 - Modern Hi Gein(Soldano X88 Preamp) Drive:2、Reverb/Effect:OFF

実は、この演奏は一つのパートのみを弾いて、PC上の編集でコピーしたものを2小節ずらして作りました。3回弾くより楽だろうと思ったのですが、ちょっとでも演奏がよれると他のパートと合わなくなります。結局、正確に弾くしかなく、かなり大変でした。アイコンタクトなどで合わせられる生演奏とは違う録音ならではの難しさですね。

 (製作期間 : 2014年8月)


nice!(7)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

"アヴェ マリア" - グノー/バッハ [ギター演奏:カバー曲]

先週、予告しましたがカバー曲を作りました。曲はクラシックから「アヴェ・マリア 」です。

この曲はバッハの「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」の1曲目を伴奏にして、グノーが歌のメロディーを追加したものです。バッハは18世紀の人、グノーは19世紀の人。100年を超えた二人のコラボです。
自分は、どちらも、とても好きな曲です。

今回は、伴奏のピアノはMIDIの打ち込みで原曲のまま、歌(ソプラノ)の代わりにエレキギターを弾いてます。ただし、ギターはなるべく歌の譜面どおりに弾きました。
それに、弦楽器(バイオリン×2、ビオラ、チェロ)をオリジナルのアレンジで付け加えました。

ギターは、いつものようにストラトのフロント・ピック・アップに、SUHR Riot、Line6 Pod 2.0(Soldano SLOのシミュレート)の組み合わせですが、とにかくソフトに、でもロックギターの荒々しさを失わずに、、、と一音一音ピッキングをあれこれと変えながら感情を込めて弾きました。

原曲はとても美しく高貴なメロディーで有名なソプラノ歌手の名演がたくさんあります。今回は、その中でも最高の歌姫、故マリア・カラスさんの歌を参考にしました。それに少しでも近づいていたら良いですけど、、、。

(製作:2014年3月)

4月12日:ピアノを修正しました。ひょい。さん、御指摘ありがとうございました!


nice!(11)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

"オペラ座の怪人"カバー [ギター演奏:カバー曲]

先週、予告したようにカバー曲を製作しました。曲は「オペラ座の怪人」です。

メタル系の方にはアイアン・メイデンの同名曲の方を御存じかもしれせんが、今回はそれではありません。ミュージカル「オペラ座の怪人」のメイン・テーマです。映画にもなったし、パイプオルガンによるイントロが有名なので、皆さんも一度は聴いたことがあると思います。

映画はこんなイメージ。パステル画で描いてみました。オペラ座の怪人

この曲は壮大なオルガンにオーケストラ、エレクトリックなリズムに歪んだギター、それに素晴らしい男女の歌の掛け合いと、とってもカッコ良い曲で昔から大好きな曲です。

今回、オリジナルのアレンジをするにあたって、エレキ・ギターだけでどこまでやれるかに挑戦しました。なので、打ち込みのドラムとベース以外は、すべてギターのみです。原曲の壮大さに対抗するために、とにかくたくさんのギターを重ねました。

すべてギターにしたため、伴奏は全く異なります。テンポもかなり速いです。ただし、原曲からコード進行は変えてません。また、曲の構成もイントロの繰り返しを1回多くしただけで、ほぼ原曲のままです。男女の歌の掛け合いもギターで再現しました。

で、アレンジで大変だったのは転調がとても多いことです。1コーラス毎に転調し合計6個の調での演奏になります。なので、各パートのフレーズも繰り返し毎にすべて異なり、アレンジも演奏もとても大変でした。ロック系では、こんな転調はありえないので面白い体験ではありましたけど。

と言うことで、初めてのオリジナルアレンジのカバー曲。自分的には自信作ですけど、最初で最後かも? ちょっとやり過ぎ。大変だったので、もういいかなって感じです(笑)
では、お楽しみください!

(製作:2014年1月~2月)


nice!(7)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽
- | 次の10件 ギター演奏:カバー曲 ブログトップ