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宅録史17:音楽活動を再開しろ [連載読み物]

自宅録音の黎明期を語る自分史の続きです。

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前回の3rdアルバムの製作でやり切ったと同時に力尽きました。3rdアルバム制作前には、すでにギターを弾かなくなってましたが、これで作曲からも手を引いて、音楽は単にリスナーとして聴くだけとなりました。

たまにアコギをポロポロと弾くことはありましたが、音楽制作からは約9年間遠ざかってました。音楽制作を再開したのは、月並みですが東日本大震災を機にです。やはり、いろいろと思うことを表現するのに自分にとっては作曲かなと思ったためです。

で、埃をかぶっていたマックや機材のスイッチを入れたら、すべて無事に動きました。多くの機材は購入から約14年以上経過しており、すべてが時代遅れの機材となってましたが、長いブランクで作曲能力も落ちているし、ギターを弾くにも指が動かないしで、まずは試しにそのままの機材でやってみることにしました。

4thアルバム制作を目標に再開したのですが、3rdアルバムのテクノ的な曲調ではなくて、アコースティックな曲にしたいと考えました。しかし、それに合うリアルな楽器の音が出るシンセがないのが問題でした。古いマックには最新のソフト・シンセを動かす能力はないので、とりあえず中古で単体のシンセ、Roland XV-3080を入手しました。

宅録史_17

こんな感じで再開して、長いブランクを克服したらマックを始めすべての機材を刷新しよう、、、と思ってたのですが、結局、このシステムのまま、4thアルバムを完成することになりました(こちら)。骨董品のようなシステムですが、自分がやりたいことは十分に出来る、、、ってことだと思います。

 今回の機材:Roland XV-3080RODE NT1-A

 今回の教訓:弘法筆を選ばず
     (って言ってみたけど、
       機材を買い替えると習得が大変なんですよね)

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